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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、人の本質を知る道具として、あるいは生きる上での示唆を与えてくれる道しるべとして、世の中にはさまざまな知識や考え方があります。
人間に関する知識としては、哲学に始まり心理学が生まれ、現在では脳科学も大いに進歩しています。
また、心理学ひとつとってもその種類はさまざまで、いろいろな説や考え方があります。
その他にも、宗教やスピリチュアル、癒しや占いなど、多種多様な考え方が存在しています。
その中でどの考え方が人間にとって正しいのか?
その答えを見つけることは、現在では難しいでしょう。
アドラーは、次のように述べています。
「何が真理であるかではなくて、何が便利であるかが問題だ」と。
つまり、どの考え方が真理であるかということよりも、その人が、自立した人生を歩むための支えとするためには、どの考え方を信じることが便利なのか、ということなのでしょう。
そう考えれば、その人によってその人なりの答えを見出すことができます。
ただし、その便利さを間違った方法で利用している人たちもいます。
すなわち、自立した人生を歩むための支えとして利用するのではなく、自らの人生の課題から逃れるためのよすがとして依存してしまっている人たちです。
そして、自らが人生の選択をすることを放棄し、その選択までも盲目的に頼ろうとするのです。
それでは、自らの人生の生き方を見失うことにもなりかねません。
便利さは、その使い方を誤ると、ときに自分や他者を傷つける凶器にもなってしまいます。
どのような考え方を信じるにしても、自分自身を客観的に見つめる目を決して失ってはいけないのです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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