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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、私たちは、常に矛盾を抱えているものです。
その矛盾が葛藤を生み出します。
フロイトは、この現象を意識と無意識の対立だと考えました。
意識的な自分と無意識的な自分の対立が、矛盾を生み葛藤を生み出すのだ、と。
しかし、アドラーは、そうは考えませんでした。
彼は、意識と無意識は対立するものではなく、あくまでも同じ目的に向かって協力し合うものだ、と述べています。
ただ、その役割が違うだけだ、と。
そして、葛藤の目的は、人をその場に立ち止まらせることにあるという訳です。
確かに、矛盾を抱え葛藤していれば、人は前に進まなくて済みます。
「こうしたい。でも・・・」
そう言っていれば、いつまでもその場に立ち止まっていることができます。
そして、そのすべての責任を葛藤そのものに帰することができます。
ここに、アドラーの観察力の鋭さがある、と私は思っています。
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