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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、ある有機体が、刺激を受けると、何らかの反応を示します。
この場合、有機体の反応は、刺激を受けたことが『原因』であると考えられます。
しかし、このとき、有機体は、刺激に対して何の意味もない闇雲な反応をするわけではありません。
そこには、刺激に対する何らかの『目的』があるはずです。
つまり、単純に考えれば、その刺激に対して対抗するか、それともその刺激を回避するか、どちらかの目的があります。
そして、この反応の目的は必ず、この有機体がどのような生命活動を続けていくのかという目標に基づいたものであると言えます。
なぜなら、有機体自身に、どのような生命活動を続けていくのかという目標がなければ、刺激に対して対抗するのか回避するのか、どちらの反応を示せばいいのかが分からなくなるからです。
これが、私たち人間の行動の本質であると言えます。
私たち人間の行動には、常に目的があり、その目的は、その人自身の人生の目標に基づいたものであると言えるのです。
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