人間関係の基本 協力と依存 | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

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心理コンサルタントの白瀧です。


さて、前回記事の続きです。


前回の記事では、人間関係の基本である『横の関係』を築くためには、他者との競合性をダウンさせ協力性アップさせることが大事である、ということを書きました。


(前回の記事は→コチラ


ここで、他者との協力関係について今一度考えてみたいと思います。


私たちは、往々にして、協力と依存とを混同して考えがちです


つまり、多くの人たちが考えている協力関係とは依存の状態であることが多いのです


これは以前、このブログでも書いたことですが、たとえば、片足をケガして歩けない人がいた場合、多くの人たちが自らの肩を貸すことが協力だと考えます。


しかし、これは協力ではなく依存です。


なぜなら、片足をケガした人は、常に肩を貸す人がいない限り一人では歩けないことになるからです。


これに対して協力とは、片足をケガした人が一人でも歩くことができるように何か杖になるものを探してきてあげることです。


そうすれば、この人は、たとえ肩を貸す人がいなかったとしても、一人で歩くことができるようになります。


つまり協力とは、自立した個人同士が自分の足りない部分や一人ではできないことを補い合う行為であるのに対して、依存とは、自立していない者同士が、自分のできることまで他人にやってもらう行為であり、他人のできることまでやってあげる行為なのです。


そして、協力関係にある者同士は、自分の行為の責任があくまでも自分にあることを自覚しているのに対して、依存の関係にある者同士は、常に自分の行為の責任を他人に押し付けようとするのです


たとえば、以前、福場が中学生の娘さんのお弁当にお箸を入れるのを忘れたお母さんの話を書いていました。


(この記事の詳細は→コチラ


このお母さんは車で娘さんのところまでお箸を届けるのですが、もしこのとき、お母さんが娘さんにお箸を届けることをせず、その結果、娘さんが帰ってくるなり、


お箸がなくて大変だったんだから!」


と母親を非難したとすれば、残念ながらこの娘さんは、自立ができずに他者との間に依存的な関係を築く大人へと成長することになるでしょう。


この続きは、次回に書きます。


最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


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