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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、今日は、記憶に関する最新の研究を3つご紹介したいと思います。
一つ目は、興味を持っているときには、興味のある対象だけでなく周辺の無関係なものまで記憶に残りやすい、というもの。
つまり、ものごと自体が面白いかどうかが重要なのではなく、本人が面白がっている状態であるかどうかが重要なようです。
人間は、常に好奇心を持ち続けることが大切なようですね。
二つ目は、暗記した直後に10分ほどボーっとしたほうが、記憶として長期間留まる、というもの。
これに関連して、一夜漬けでものを覚えた場合、覚えた後に睡眠を取らずにテストに臨むよりも睡眠を取ってから臨んだ方が成績がいいという研究もあります。
私たちは、覚えた後に寝てしまったりボーっとして何もしていないとすぐに忘れてしまうように感じてしまいますが、脳は、情報を固定化する時間を必要としているようです。
そして、三つ目は、間違えたら報奨が減るという減点法で学習させると、たとえ最終的にご褒美がもらえたとしても、はじめから報奨のない状態で学習した場合より成績が悪くなる、というものです。
これは、私たち人間には、『アメとムチ』というやり方は効果がないということの証明とも言えます。
しかし、多くの親が子どもに対してこのやり方を実践しているのではないでしょうか。
自分たちの期待に応えれば子ども褒め、自分たちの期待に応えなければ子どもを厳しく叱るという減点法は、プレッシャーに弱い人間を育ててしまうのです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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