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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、前回の記事の続きです。
(前回の記事は→コチラ
)
人間関係の基本である『横の関係』を築く上で必要な態度の二つ目は、『尊敬』。
私たちは誰しも、自分のことをぞんざいに扱われれば腹が立つものです。
それは、自らが客という立場に立った時に、とてもよくわかるのではないでしょうか。
相手の店員が客である自分をぞんざいに扱ったとしたら、それはそれは、非常に腹が立つことでしょう。
「こんな店に二度と来るか!」
そんな風に思ってしまいます。
これに対して、他人に敬意をもって遇されれば、とてもうれしく気分のいいものです。
にも関わらず、私たちは、普段の生活の中で、他人をぞんざいに扱っていることが多いのではないでしょうか。
たとえば、奥さんや旦那さん、あるいは同僚や部下や後輩、もしくは子どもなど、特に目下の人に対して敬意を持って接することができているでしょうか。
ぞんざいな態度で接してはいないでしょうか。
目上の人に対しては、なんとか敬意を持って接することは出来ているかもしれません。
但し、その場合も、意外と腹の中ではバカにしてはいないでしょうか。
人は誰しも、自分自身が最も大切な存在です。
それは、『今の自分のことを好きになれない』という人も同じです。
自らが大切な存在であるからこそ、今の自分に満足できず受け入れられないのです。
もし自らがどうでもいい存在であるのなら、理想と現実のギャップに苦しんだりはしないでしょう。
そんなことはどうでもいいはずです。
それは、相手の人も同じなのです。
相手の人も自分のことを最も大切な存在であると思っているのです。
だからこそ、相手の人に対して敬意を持って接する必要があるのです。
そうすれば、相手の人も自分のことに対して敬意を持って接してくれるようになるでしょう。
それは、たとえ相手の人が目下の人であっても同じことです。
部下であろうと後輩であろうと子どもであろうと、自分が最も大切な存在であると思っていることに変わりはありません。
他人を尊敬するというのは、口で言うのは簡単なことですが、しかし、実際に行動で表すとすれば、実に難しいと感じることでしょう。
すべての人が他人に敬意を持って接することができれば、人間関係におけるトラブルが生じることも少なくなるのではないでしょうか。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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