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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、先日、日本という国は、多様性を認めない社会だ、ということを記事にしました。
この場合、多様な生き方とは、もちろん、さまざまな価値の実現のことを意味しているのですが、多くの人がこのことを大いに勘違いしているところがあります。
つまり、自らの人生の課題に対する言い訳を多様な生き方だと大いに勘違いしているのです。
一番わかりやすい例で言えば、やはり『お金』に関するものでしょうか。
たとえば、
「お金だけがすべてじゃない」
とか、
「たとえ貧しくとも」
などということを口にする人がいます。
これは一見、価値の多様性を表しているようにも見えますが、実際はそうではなく、単に自らの人生の課題から逃れるための言い訳を口にしているに過ぎません。
この人は、あくまでもお金に価値があると思っているのです。
しかし、それを実現することが出来ないと無意識に思っているがゆえに、お金を儲けることを否定する必要性に駆られてしまうのです。
つまり、今の自分の生き方を正当化する必要性を感じてしまうのです。
もし、その人が、今の自分の生き方に対して本当に価値を見出しているのなら、自分の生き方を正当化する必要性も言い訳をする必要性も感じないでしょう。
正当化すること自体が、他に価値があると思っていることの証しなのです。
それは、言い換えれば、自らの人生の課題から逃れるための言い訳なのです。
それゆえ、自らの生き方を正当化する必要性を感じている間は、すなわち、自らの人生の課題から逃れるための言い訳を多様な価値の実現だと勘違いしている間は、決して幸せにはなれないのです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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