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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、
「挨拶も満足にできない人間は、仕事も満足にできない」
などと言われる経営者の方がよくいらっしゃいます。
職場などでは、こちらが
「おはようございます。」
と挨拶をしても、こちらを振り向きもせずに知らん顔をして通り過ぎる人たちもいます。
そんな場合、彼らは、礼儀を知らないというよりもむしろ、競争意識が強いと思った方がいいでしょう。
なぜなら、私たちは、挨拶を『服従のしるし』と捉えているものだからです。
子どもが親に反抗的な態度を取るとき、最初に見受けられるのが、挨拶をせずに無視することではないしょうか。
これは親に対して、
「私は、あなたに服従しないぞ」
という子どもからのメッセージに他なりません。
あるいは、職場などで挨拶をしない人がいたとすれば、それは、
「私は、誰にも強制されない。誰にも服従しないぞ」
というメッセージの現れであり、自分を大きく見せようと躍起になっている姿だと言えます。
言い換えれば、それだけ自分に自信がないということです。
自信がないがゆえに、人に支配されないかと恐れているのです。
恐れているがゆえに、少しでも自分を大きく見せようと横柄な態度を取ろうとするのです。
これは、若い人たちにありがちな態度でもあります。
しかし、逆な面から言えば、もし経営者の人たちが、社員から満足に挨拶をされないとすれば、それは、社員が礼儀を知らないというよりも、経営者自身が社員から尊敬されていないと言った方がいいのかもしれません。
それは、社員から、
「あなたの指示には従わないぞ」
と言われているようなものだからです。
それゆえ、社員が挨拶しないことを嘆いている経営者ほど、
「自分には人望がない」
と世間に吹聴しているようなもの。
尊敬している相手には、どんな人でも挨拶をするものではないでしょうか。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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