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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、昨日の記事の続きです。
昨日の記事では、人間の行動は、常に、何らかの形で自らの価値を高める方向に動く傾向にある、ということを書きました。
そして、この記事に関連してではないのですが、最近、お二人の方から人の行動に関するご質問をいただきました。
お一人目の方は、
仕事場に、男尊女卑な考えを持ってる男性と、注意されたら言い訳とふてくされる態度で困らせるゆとり世代君。
自分自身の心の持ち方で、気にならなくなるんだと思いますが、なんだか悩まされてます。
良い心の持ちようはあるでしょうか?
というものです。
自分の心の持ち方次第で気にならなくなると気づかれているのは、とても素晴らしいことだと思います。
そして、もうお一人の方のご質問は、
私の友人のお父さんが家族を喜ばせようといつも甘い物や揚げ物などカロリーの高いもの買ってくるそうです。
「健康に悪いからいい加減止めて!」と大喧嘩してもまだ買って来るそうです。
それで友達やお母さんは仕方なく食べてるそうなんです。
こういう人にはどうやって対処すればいいのでしょうか?
というものです。
俗に言う『ありがた迷惑』というやつですかね。
何か良い対処の仕方を考えていきましょう。
さて、これらの行動は、一見すれば、ただ他人に迷惑を掛けているだけのように思われますが、しかし、これらの行動も、本人にしてみれば、自らの価値を高めようとしていることに変わりはありません。
もちろん、無意識的にですが。
この中で一番わかりやすいのは、男尊女卑的な考えを持っている男性でしょうか。
男尊女卑的な考えを持っている男性は、もともとから女性のことを劣っていると思っているように思われますが、実際はそうではありません。
むしろその逆です。
彼らは、女性が怖いのです。
女性の能力に大変な脅威を感じているのです。
そして、その女性の能力に自らが脅かされることに非常に恐怖を感じているのです。
つまり、女性よりも自分は劣っていると感じているわけです。
そこで、女性を見下すような態度を取るのです。
そうして、自らの価値を高めようとしているのです。
もし本当に彼らが女性のことを劣っていると思っているのなら、男尊女卑的な態度を取る必要など感じないでしょう。
なぜなら、そんなことをしなくても、もともと劣っていると思っているのですから。
そのような態度を取る必要性を感じること自体が、女性の能力に脅威を感じている何よりの証拠なのです。
この続きは、次回に書きます。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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