ご訪問いただき、ありがとうございます。
心理コンサルタントの白瀧です。
さて、先日、ナショナルジオグラフィックニュースを読んでいると、
という見出しが目に飛び込んできました。
「確か、カフェインに記憶力をアップさせる作用があるのは、前にも発見されていたはずやけど」
などと思いながらも興味があったので見出しをクリック。
すると、ミツバチを使った実験はあったものの、人間を対象にその効果を明らかにしたのは、今回が初めてなんだとか。
そのために、普段はカフェインを摂取しないという被験者を集めるのに苦労したらしく、あらかじめ唾液を使ってカフェインの検査をするほどの念の入れよう。
実験を行ったのは、メリーランド州ボルティモアにあるジョンズ・ホプキンス大学のマイケル・ヤッサ氏(現在は、カリフォルニア大学アーバイン校の神経生物学准教授)。
実験では、上記の方法で集めた普段はカフェインを摂取しないという被験者に、何枚かの画像を見せ、5分後にカフェイン200ミリグラムの錠剤かプラシーボ(偽薬)のどちらかを飲んでもらいました。
そして、24時間後に記憶の検査をしたところ、カフェインを飲んだ被験者の方が画像をよく覚えていたというのです。
カフェインはそもそも、アデノシン受容体となるものに作用して、心拍、覚醒度、血圧を上昇させます。
これは、危険が迫ったときなどに、俗に
「アドレナリンがむっちゃ出た」
などと興奮気味に言うときに起こっている現象です。
また、カフェインは、記憶に重要な役割を果たしている海馬にも作用することが分かっています。
ところで、カフェイン200ミリグラムは、ヤッサ氏によれば、エスプレッソ2杯分らしい。
そう聞くと、急いでエスプレッソを飲みに行きたいところですが、コーヒーに大量の砂糖を入れて飲む私のような方には注意が必要です。
また、カフェインは大量に摂取すると、イライラして、頭痛が起こり、過剰摂取によって命に関わることもあります。
何ごとも、中庸が一番、というところでしょうか。
因みに、私は、インスタントコーヒーをよく飲みますが、インスタントだと効果がないんでしょうかね。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
心理学教育の必要性と気づきの思考法を広める活動をしています。
↓ご協力のほど、よろしくお願いします。
にほんブログ村
幸せになりたい方は、
幸せになるための気づきの思考法テキスト
「気づきの思考法養成講座ー総論ー」を読んでください。
→コチラ
をクリックしてください。