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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、今日は、成人の日ですね。
新成人のみなさん、おめでとうございます。
これからは、大人としての自覚を持って、立派な社会の一員として…。
なあんて、成人式の式典では、よく壇上でそのような挨拶をする方がいらっしゃいます。
しかし、人はそもそも、この世に生を受けたときから、立派な社会の一員ですし、それに、昨今の大人と呼ばれる人たちの言動を見るにつけ、果たして彼らに大人としての自覚があるのかどうか、甚だ疑問に感じるところもあります。
「自分たちのことは棚に上げて、何を偉そうに」
と若い人たちに思われても、致し方ないのかもしれません。
また、
「あなたのためよ」
と言っては、ただ自分の考えを押し付けるだけで、子どもの能力を一切信じようとせず、まるで自分たちの傀儡とでも思っているかのような親の言動に、うんざりしている人たちもいるかもしれません。
私が新成人の人たちに言いたいことは、ただ一つ。
自分の能力を信じ、自分の能力を磨く努力を続けてほしい。
それだけです。
みなさんには、自らの人生の課題を克服する能力が備わっているのであり、自らの人生を切り開く能力が備わっています。
それゆえ、その能力を信じ、その能力を磨く努力を日々続けていただきたいと思うのです。
そのためには、周囲の評価に一喜一憂しないことです。
よく若い人たちが、
「私は、社会の枠に囚われたくない」
「他人と違う生き方がしたい」
などと言われますが、残念ながら、この言葉自体、社会の枠や他人の生き方という評価に囚われてしまっています。
周囲の評価を気にしていなければ、自分の生き方が、社会の枠に囚われていようが囚われていまいが、他人の生き方と同じであろうが違っていようが、そんなことはどうでもいいと思えるはずです。
そのような言葉に囚われていること自体が、すでに自己欺瞞を演じていることになるのです。
あるいは、成人式の場で、無謀な行動を取る若者たちがいます。
彼らも言うならば、周囲の評価に踊らされているのです。
もし自分の能力を信じることができ、周囲の評価を気にしなくなれれば、人前で自らの力を誇示する必要など感じなくなるのです。
彼らの姿も、自らの力を他人に誇示しようとする自己欺瞞に過ぎないのです。
非常に残念なことです。
重要なことは、自らの能力を信じ、自らの手で幸せな人生を切り開いていくことです。
そして、みなさんには、その能力が備わっているのです。
そのことを、決して忘れないでいて欲しいのです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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