ご訪問いただき、ありがとうございます。
心理コンサルタントの白瀧です。
さて、心理コンサルタントをしていると、
「他人とのコミュニケーションがうまく出来ない。」
という相談を受けることがよくあります。
しかし、残念ながら、
「他人とうまくコミュニケーションがしたい」
と思っている間は、コミュニケーションをうまくすることは出来ないでしょう。
なぜなら、それは、自分のことしか考えていないからです。
「うまく話したい」
「何を話そう」
「何か良いことを言わなくちゃ」
「何か言わなきゃ」
こうして、言葉に詰まってしまいます。
そして、長い沈黙が続き、
「あかん、何も出てこない」
とますます焦ってしまいます。
このとき、常に考えていることは、何か話さなければならないという自分のことばかりなのです。
それは、相手不在のコミュニケーション。
そこには、相手がまったく存在していないのです。
それでは、コミュニケーションがうまく出来ないのも当然です。
コミュニケーションの基本は、相手への興味、つまり関心です。
そして、相手の関心に関心を持つことです。
「この人は、どんな人だろう?」
「どんな意見を持っているのだろう?」
「なぜ、そう考えるのだろう?」
「どんなことが好きなんだろう?」
「なぜ、それが好きなんだろう?」
「それは、一体どんなものだろう?」
などなど。
相手に関心を持てば、自然と聞きたいことが出てくるものです。
そして、相手の話していることに関心を持てば、どんどん話題は広がっていくものです。
例えば、他の人のブログを読むときに、
「どんなコメントをしよう」
などと、自分のコメントの内容を考えながら読む人は、恐らくいないのではないでしょうか。
大抵の場合は、
「どんなことが書いてあるのだろう?」
と、記事の内容に関心を持ちながら読むのではないでしょうか。
それゆえ、その内容に共感を感じたときには、自然とコメントが出てくるのではないでしょうか。
コミュニケーションにうまいも下手もありません。
「他人とうまくコミュニケーションがしたい」という自らへの幻想を手放したとき、目の前の相手のことに関心を持つことが出来るのです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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