勉強するなら食前が良い? | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

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心理コンサルタントのしらたきです。


さて、昔から『勉強するなら食前が良い』などとよく言われているようですが、それを証明するような研究結果が発表されました。


その研究結果とは、『空腹時の方が記憶力がアップする』というものです。


この研究で使われたのはショウジョウバエ。


ハエに1つの匂いと同時に電気ショックを与えると、匂いと電気ショックとを関連付けて学習し、その匂いが嫌いになります。


これを『嫌悪学習』と言うのですが、この嫌悪の記憶が長期記憶として保存されるには、1回だけでなく、15分間隔で何度も復習させる必要があります。


一方、1つの匂いと同時に砂糖水を与えると、ハエはその匂いを好きになります。


これを『報酬学習』と言うのですが、この場合は、1回だけの学習で長期記憶に保存されます。


この違いがなぜ起こるのか不思議に思った研究員たちは、報酬学習の際には、効率的に砂糖水を飲ませるためにハエを空腹状態にしていたことに気がつきました。


そこで、ハエを空腹状態にして、先の嫌悪学習を1回だけさせ、1日後に記憶を確認したところ、見事に長期記憶として保存されていることを発見しました。


つまり、空腹状態では、記憶の好悪は関係ないということです。


この空腹状態での長期記憶のメカニズムに関しては、空腹で血糖値をコントロールするインスリンが低下するとある種のタンパク質が活性化され、それが記憶力を高める働きをすることがわかりました。


そのタンパク質はヒトの体内にも存在していることから、今回の研究結果により、私たち人間も、空腹時には、同じようなメカニズムによって記憶力が高まる可能性が示唆されています。


(この研究の詳細は、コチラ をご参照ください。)


ただ、過度の空腹により飢餓状態に陥ると、食べ物の報酬記憶は長期記憶として保存されますが、他の記憶は長期記憶にならないということです


確かに、腹が減り過ぎてしまうと、集中できなくなってしまいますよね。


集中力と記憶力を高めるには、適度の空腹状態が効果があるみたいですね。


最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


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