本当のハッピーエンドを迎えるために その2 | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

仕事、恋愛、結婚、人間関係。人生がうまく行かない。変わりたい。

今の人生を変えたい、人生を成功に導きたい、そう思う人は、アドラー心理学をベースにした『気づきの思考法』を学んでください。
自らが演じている自己欺瞞に気づき、必ず変わることができます。

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心理コンサルタントのしらたきです。


さて、今日は、昨日の記事の続きです。


昨日の記事では、


ある男性が、愛する女性と別れ、親が決めた相手と結婚する覚悟をしたのですが、式の当日、友人たちなどの勧めで好きだった女性と手を取って逃げ出す、


というドラマなどでよくあるシチュエーションの主人公は、たとえ好きな人と結ばれることになっても決して幸せな家庭を築くことはできないだろう、ということを書きました。


(昨日の記事の詳細は、→コチラ


その理由は、彼が自分自身の問題を何一つ解決していないからだ、ということも書きました。


それでは、彼の問題とは何か?


それは、彼が、『自ら決断し、その決断に責任を持つということから逃げている』ということなのです。


そして、『常に、周囲の人たちが作り出す状況に依存する』ということなのです。


まず彼は、愛する女性との結婚を自ら決断することから逃げ、親が決めた相手と結婚することを止む無く覚悟します。


こうして、親が作った状況に依存すれば、たとえその結婚がうまく行かなったとしても、


「これは、俺が望んだ結婚ではない。」


という言い訳がいつでもできると無意識に思っているのです。


もし仮に、彼が、親が決めた相手との結婚を自ら決断したのであれば、たとえどのような状況になったとしても、その決断に責任を持つ必要があります。


それゆえ、友人たちの勧めをあくまでも断るか、あるいは、その結婚を取りやめ、好きな女性と結ばれることを選んだとしても、決してその場から逃げることなくその場にじっと踏みとどまり、どんな非難をも一身に受け、周囲の人たちに懸命に謝罪する必要があります。


彼は、そのどちらからも逃げ出しました。


つまり、友人たちが作り出してくれた状況に依存し、その場から逃げ出したわけです。


こうすれば、好きな女性との結婚がたとえうまく行かなったとしても、


「彼らの口車に乗るんじゃなかった。やっぱり親が決めた相手と結婚しておけばよかった。」


という言い訳をする逃げ道を残しておけるからです。


要するに、友人たちの取った行動は、彼を助けるための協力にはなっていないのです。


もし、彼に本当に協力したいのであれば、


彼が逃げ込むことができるような状況をつくり出すのではなく


彼が自ら決断し、自らの決断に責任を持つことから逃げ、常に状況に依存しているということを彼自身に理解してもらい


その上で、自ら決断できるように彼を勇気づけることなのです


それでは、ドラマにならないかもしれませんが、それは、ドラマが決してものごとの本質を描いてはいないということを意味しているのでしょう。


最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


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