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心理コンサルタントのしらたきです。
さて、かなり以前になるのですが、人との会話中に、なぜかほっぺたを膨らませる女性のことについて記事にしたことがあります。
この女性のように、人間の態度や動きの中には、その人の行動の目的が表現されています。
たとえば、常に何かに寄りかかって立っている人を見ることがあります。
壁に寄りかかったり、机に寄りかかったり。
このような人は、常に何かに『支えてもらいたい』と思っているのであり、一人で立っていることに不安を感じています。
つまり、何かに依存したいという目的の表れなのです。
あるいは、常に背中を丸めて前かがみになっている人がいます。
また反対に、極端にふんぞり返ってでかい態度を示す人たちがいます。
前者は、必要以上に自分を小さく見せようとしているのであり、後者は、逆に、必要以上に自分を大きく見せようとしているのです。
両者の態度は真逆ですが、その意図するところは同じです。
つまり、どちらも自分に対する自信の無さを表しているのです。
最もわかりやすいのは、人の歩き方かもしれません。
たとえば、足取りが重たければ、そこに行きたくないという目的が顕著に表れていますし、早足で歩こうとする場合には、早く目的地に着きたいか、あるいはそこから早く離れたいという目的を示しています。
このように、自分の態度をよく観察してみると、自分の行動の目的に気づくかもしれません。
そして、その行動が不適切な目的を持っていると気づいたときには、意識的に態度を変えてみる、
たとえば、何かに寄りかかっているときには自分の足でしっかり立ってみたり、
前かがみになっている場合には、背筋をしゃんと伸ばしてみたり、
足取りが重たいときには、軽快に歩いてみたり、
そのように自分の態度を少し変えてみるだけでも、自分を変えるきっかけになるものです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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