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心理コンサルタントのしらたきです。
さて、気づきの思考法では、
『自分の能力に対して自信がある』
とか、
『自分の能力に対して自信がない』
という表現をよくします。
この『自分の能力に対する自信』と聞いて、多くの方たちが、
『自分の行動の結果に対する自信』だと思われているのではないでしょうか?
つまり、ある行動をすれば必ずうまく行くという自信、成功するという自信。
それは、たとえば、起業に成功する自信や受験に成功する自信などだと思います。
しかし、ここで言う自信とは、そのような行動の結果に対する自信ではありません。
自分の行動の結果に対して自信がある、とか、ない、とかというものは、結局は、一つの自己欺瞞に過ぎないのです。
なぜなら、「自信がある」とか「自信がない」と言っては、常に最善を尽くすことを怠り、努力することから逃げようとするからです。
そして、それが、自惚れや怠惰などとなって表現されるようになるのです。
では、ここで言う『自分の能力に対する自信』とは、一体何なのか?
それは、
『たとえどのような結果になろうとも、その結果を引き受ける勇気があり、そして、その結果を乗り越えていく能力があるという自信』
のことなのです。
このような自信があるからこそ、ものごとに対して、常に最善を尽くす努力を続けることができるのです。
私たちは、生まれたときにはこの自信を持っています。
それは、赤ちゃんの行動を見ればよくわかります。
赤ちゃんは、ハイハイや歩けるようになる努力をしたり、ものをうまくつかめるようになる努力をするなど、さまざまなことに挑戦しては、うまくできるようになるように努力をします。
それができるかできないか、という結果に関しては、まったく気にしていません。
たとえうまくできなくても、その結果を引き受け、そこでめげることなくまたチャレンジしていきます。
しかし、多くの人たちが、成長していく過程でこの自信を失っていきます。
それは、周囲の人間たちからの『ダメ出し』という評価のために他なりません。
私たちがこのような『自分の能力に対する自信』を取り戻したとき、私たちは、常にものごとに対して最善を尽くす努力をすることが出来るようになり、自分の人生を幸せなものにすることが出来るようになるのです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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