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心理コンサルタントのしらたきです。
さて、最近の研究によれば、
女性と男性では、
ものの見え方に違いがあるらしいのです。
ものの見え方と言っても、
何もこの世界が歪んだり変形したりしているように見える、
ということではありません。
ものの見える能力の特徴に違いがある、ということです。
女性の場合は、
微妙な色の違いを見分けることが男性よりも得意であり、
一方、男性は、
素早く動く物体を目で追ったり、
遠くの細かいものを見分けたりすることが得意なのだそうです。
そして、このことは、
『狩猟採集仮説』、
つまり、
男女が先史時代の役割に合わせて異なる心理学的能力を進化させた、
という仮説を裏付けるものだと研究チームは主張しています。
要するに、
男性は、主に狩猟を行っていたため、
捕食者や獲物を遠くから見つけ、見分ける必要があり、
そのような能力に長けるようになり、
女性は、主に採集を行っていたため、
木の芽や果物の色の違いを見分ける能力に長けるようになった、
ということなのです。
(この研究の詳細に関しては、ナショナルジオグラフィックニュース をご参照ください。)
このように男女の能力を比較すると、
すぐに、どちらが優れているのか、
という話になってしまいがちになりますが、
このような能力の差は、
先にも示した通り、
男性と女性で能力の特徴に違いがある、ということであり、
人間としてどちらが優れているか、劣っているか、
ということではありません。
また、人の能力は、
それを使えば使うほど向上させることができる、
という証拠でもあります。
私たち人間は、
性別だけではなく、人それぞれによって、
持っている能力の特徴に違いがあります。
その特徴の違いは、
人間としてどちらが優れているか、劣っているか、
ということを示すものでは決してありません。
重要なことは、
他人との能力の違いを比較して嘆くのではなく、
自分の持っている能力をいかに使い、
それを向上させていくのか、ということなのです。
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