意識的に行動すれば、脳を変えることができる その3 | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

仕事、恋愛、結婚、人間関係。人生がうまく行かない。変わりたい。

今の人生を変えたい、人生を成功に導きたい、そう思う人は、アドラー心理学をベースにした『気づきの思考法』を学んでください。
自らが演じている自己欺瞞に気づき、必ず変わることができます。

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心理コンサルタントのしらたきです。


さて、前々回、前回の記事の続きです。


(前々回記事の詳細は、→コチラ


(前回記事の詳細は、→コチラ


前回の記事では、


マインドフルネス(気づき)』に基づく認知療法の研究に関して


少し言及しました。


研究を開始したカリフォルニア大学ロサンゼルス校のシュワルツ氏にとって、


患者が回復すると考えるのは、


強迫性障害の症状が出ても感情的にならずに対処できること、


そして、


何かが間違っているという感情が脳内配線の不調の表れ、


つまり不安回路が活動過多を起こしているだけだと理解すること、


ということの二つでした。


そこで、彼は、まず、


患者の経過を治療日ごとに脳画像で追跡記録をし、


その画像を患者に見せて、


症状が神経回路の不調から起こっているものであることを示唆しました。


そして、患者自身には、強迫観念が浮かんだときには、


「脳がまた強迫観念をつくっている。


だが、私はもちろん、これが本物ではなく、故障した回路がつくる、


意味のないものに過ぎないとわかっている。


私は、本当に手を洗いたいわけではなく、


脳内配線の不調なのだ。」


と認識するように導いていったのです。


そうして、


薬物療法を受けていない中度から重度の強迫性障害患者18人に対して、


このマインドフルネスに基づく認知療法を行った結果、


患者の12人に著しい症状の改善が見られ、


さらに、治療後の脳画像では、


活動過多を起こしていた眼窩前頭皮質の活動が、


劇的に鎮まっていることが確認されたのです。


つまり、


自らの状態に意識的に気づくという行動を続けることによって


脳の活動をも変化させたわけです


私たちが唱える気づきの思考法は


このような考え方を日常生活に取り入れ


自らが行っている自己欺瞞に気づき


そのことを認識し意識的に変えていこうというものなのです


【参考文献】

「脳」を変える「心」/バジリコ
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