子育てと親子の対立 その9 子どもの自己欺瞞 | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

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自らが演じている自己欺瞞に気づき、必ず変わることができます。

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心理コンサルタントのしらたきです。


さて、前回までの記事で、


子どもの反抗期とは、


親の子どもへの投資を巡る競争


つまり、親の注目を得るための子どもの競争である


ということを書いてきた。


(前回の記事の詳細は、→コチラ


では、なぜ、子どもは、


親の注目を得るために競争という方法を選ぶようになるのだろうか?


もっと適切な方法を選ぶこともできるはずだ。


このことは、


私たちの行動に置き換えて考えみるとわかりやすいかもしれない。


たとえば、あなたが、何かを得たいと強く望んでいる、


あるいは、何かを得なければいけないと強く思っているとしよう。


もしそのとき、


あなた自身に、それを得ることに対して自信があり、


今まで通りの努力を続けていけば得ることができるという確信があったとしたら、


あなたはどうするだろう?


恐らく、あなたは何もジタバタすることはない。


今まで通りの努力を続け、今まで通りの生活を続けるだろう。


たとえそのことにライバルがいたとしても、


そのライバルのことなど気にする必要もない。


ただ自分を信じて努力を続けることだろう。


しかし、もしそのとき、


あなた自身に、そのことを得ることに対して自信がなく、


このままの努力を続けても得られないのではないか、


という不安が強ければ、


そして、それでもそれを得なければいけないと強く思っていたとしたら、


あなたはどうするだろう?


恐らく、努力することを止め、それを得るための策を何か考えるに違いない。


そのときにライバルがいたとしたら、


そのライバルに勝つことばかりを考え、


そのライバルの足を引っ張る策を弄しようとするだろう。


言うならば、これが、人が演じる自己欺瞞の本質である。


私たちは、このような自己欺瞞を無意識のうちに演じている。


子どもの反抗期も


親の注目を得ようとするための自己欺瞞に他ならない


子どもたちは、親の注目を得ることに対して自信を失い始め、


勇気を失い始めている。


そのために策を弄して注目を得ようとしているのだ。


それが反抗期である。


子どもによって反抗の仕方がそれぞれ違うというのが、


これらが子どもの戦略であるという証拠である。


ある子どもは、拗ねるという方法で反抗するかもしれない。


ある子どもは、黙り込むという方法で反抗するかもしれない。


ある子どもは、その場からいなくなるという方法で反抗するかもしれない。


ある子どもは、尻込みするという方法で反抗するかもしれない。


ある子どもは、暴力的な方法によって反抗するかもしれない。


また、口答えするという方法を選ぶ子もいるかもしれない。


あるいは逆に、


極端にいい子になって競争しようとする子もいるだろう。


何れにしても、子どもたちは、


自分に合った最も効果的な方法を選んで反抗しようとする。


それゆえ、子どもの競争に対して、


親が競争で応じようとすればするほど、


子どもたちは、ますます競争して親を困らせようとする。


では、それを避けることはできるのだろうか?


この続きは、次回に書きたいと思います。


最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


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