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心理コンサルタントのしらたきです。
さて、今日から3月ですね。
先月は、月の平均気温が平年よりも低く、各地で大雪による被害が相次ぎました。
昨日も関東甲信地方が大雪に見舞われるなど、まだまだ寒い日が続きそうですね。
それでも、少しずつ春が近づいてきているのを感じるのも事実で、
各地から春の訪れを告げるニュースも飛び込んできています。
一方で、
春の訪れをもっと別な形で感じている方も沢山いらっしゃるのではないでしょうか。
鼻のムズムズや目のかゆみ…。
そう『花粉症』です。
春は、花粉症の季節でもあり、スギ花粉の飛散は、これから本格的になります。
花粉症の人たちは、この季節を憂鬱な気分で迎えることになります。
花粉症の有病率について、はっきりとしたデータはないようですが、
厚生労働省のHPによれば、
全国で20~30%の人が花粉症を発症されているらしく、
近年では、花粉症の低年齢化も懸念されているようです。
私たち人間は、文明を進歩させてきたと同時に、
さまざまな病気も生み出してきました。
花粉症もその一つで、
そのメカニズムを鑑みれば、現代人が作り出したまさに現代病だと言えます。
最近では、ようやく花粉の少ないスギの植林も各地で始められているようですが、
効果が期待できるのは、これから何十年も先になりそうです。
私は、幸いにも、まだ花粉症を発症してはいませんが、
だからと言って安心ばかりもしていられません。
花粉症は、いつ発症するかわからず、今まで発症していなかった人も、
突然発症する可能性が大いにあるからです。
花粉症の人たちを見ていると、その辛さがひしひしと伝わってくるだけに、
この季節になると、少し不安になるのも事実です。
日本人は、特に、『春』という季節に特別な思いを持っています。
厳しい冬を乗り越え、ようやく訪れる春に、
私たちは、さまざまな人生の機微を重ね合わせます。
人生の苦難を厳しい冬の寒さにたとえ、人生の春が訪れるのを待ち望むのもその一つです。
また、春という季節を、
ものごとがスタートする季節だと捉えるのも私たち独特の感性なのかもしれません。
春の訪れを感じると、なんとなく気分が高揚しワクワクしてくるのも事実です。
しかし、そんな春の訪れを、
憂鬱な気分で迎えなければならない人たちが増えてきているというのは、
とても残念なことです。
最近の日本に元気がないのは、
春の訪れを心から喜べない人たちが増えてきているのが、
その原因の一つかもしれませんね。
なんとか画期的な治療法が、一日も早く開発されるのを期待するばかりです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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