人は、どのように自己欺瞞を演じているのか 番外編 | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

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マジで今の人生を変えたい、人生を成功に導きたい、そう思う人は、アドラー心理学をベースにした『気づきの思考法』を学んでください。
自らが演じている自己欺瞞に気づき、必ず変わることができます。

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心理コンサルタントのしらたきです。


さて、先日、『他人を疲れさせる行動を取る人の目的は、相手を疲れさせることです。』というタイトル通りの内容の記事を掲載しました。


(記事の詳細は、→コチラ


そして、その記事に対して、以下のような疑問をいただきました。



潜在的に、人と長い付き合いをしたいと思っていないことでしょうか?


長い付き合いをしたいと思っている人には、そんなことはしないのでしょうか?



この方は、もし人と長く付き合いたいという願望を持っているのだとしたら、なぜ、そのような矛盾した行動を取るのか、ということに疑問を感じられたのでしょう。


しかし、実際、私たちは、願望と行動の間に実に多くの矛盾を演じています。


「ああなりたい、こうなりたい」


「ああしたい、こうしたい」


多くの人たちが、実にさまざまな願望を抱いていながら、実際はそれを実現する行動を取ろうとはしません。


その代わりに、


「時間が足りない」


「お金がない」


「時期が悪い」


「タイミングが良くない」などなど、


「あれが足りない、これが足りない」


「あれさえあれば、これがあったら」


「あの時こうしておけば」


などと願望を叶えるための行動が出来ない言い訳を探すのに一生懸命なのです。


もし仮に、今足りないものが手に入ったとしても、決して行動はしません。


次に言うのは、


「まだ〇〇が足りない」


と、行動を起こすには足りないものを新たに挙げるだけなのです。


人々の行動を見ていると、願望を叶えることよりも、願望を叶えることが出来ない言い訳を探すことのほうが重要なのだ、と言っているようにも思えます。


実際そうなのです。


多くの人たちが、願望を抱いていながら、最初から願望を叶えるつもりはないのです。


それゆえ、周囲や自分自身を納得させるために、願望を叶えられない言い訳をすることが必要になってくるのです。


それこそが、自己欺瞞なのです。


先日の記事でご紹介した他人を疲れさせる人の行動も同じなのです。


彼らも、親しい友人が欲しい、という願望を持っているかもしれません。


しかし、自分は親しい友人を作ることが出来ないのだ、と無意識に誤った認識を持っているのです。


そのために、最初から親しい友人が出来ないことの言い訳が出来るような行動を取っているのです。


それゆえ、人と長い付き合いをしたいと思っていないわけでもなければ、


長い付き合いをしたいと思っている人にも、同じような行動を取っているのです。


この一見すると、矛盾したように見える行動こそが人の演じる自己欺瞞なのです


このメカニズムを理解できない限り、人は、いつまでも同じところグルグルと回るだけで幸せになることができないのです。


最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


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