「どうすれば、いいですか?」という質問は、行動しないための言い訳です。 | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

仕事、恋愛、結婚、人間関係。人生がうまく行かない。変わりたい。

今の人生を変えたい、人生を成功に導きたい、そう思う人は、アドラー心理学をベースにした『気づきの思考法』を学んでください。
自らが演じている自己欺瞞に気づき、必ず変わることができます。

ご訪問いただき、ありがとうございます。


心理コンサルタントのしらたきです。


さて、個人コンサルをしていると、


「一体、私は、どうしたらいいんでしょうか?」


というご質問を受けることが、よくあります。


しかし、私は、この質問には直接答えずに、一緒に考えていくように方向付けをすることにしています。


なぜなら、この質問は、行動しないための言い訳づくりの質問だからです


言うならば、この質問は、


「私は、何もしませんよ!」


と宣言しているようなものなのです。


「一体、私は、どうしたらいいんでしょうか?」と質問するとき、人は、どのようなアドバイスに対しても、次の三つの答えをあらかじめ用意しています。


①「あなたのおっしゃることはよくわかります。でも、私にはできません。」

②「あなたの言う通りにすれば、うまく行くでしょうね。でも、私には無理です。」

③「今更そんなことをして、何の意味があるのですか。」


そして、このように答えては、


「他に、何かアドバイスはありませんか?」


と続けるのです。


こうして、同じところをグルグル回っているのです。


人は、最初から行動しないことがわかってしまうと、周囲の人から非難されると思います。


そこで、このような質問をして、


「私は、行動する気はあるのだが・・・」


ということをアピールするわけです。


しかし、実際は、先の三つの返事を繰り返しては、行動しないのです。


つまり、「一体、私は、どうしたらいいんでしょうか?」という質問は行動しないことを隠すための自己欺瞞にすぎないのです


たとえ、相手のアドバイスに従って行動したとしても、そこにはまた別の答えが用意されています。


「あなたの言うとおりしたけれど、結局うまく行かなかった。」


このように言っては、自分の行動の責任を相手に転嫁しようとするわけです。


それゆえ、、「一体、私は、どうしたらいいんでしょうか?」という質問をされた場合には、直接答えを与えずに、クライエントの方と一緒に考えながら、相手の方が自分で答えを導き出せるよう方向づけるように心がけているのです。


最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


心理学教育の必要性と気づきの思考法を広める活動をしています。


↓ご協力のほど、よろしくお願いします。

にほんブログ村

幸せになりたい方は、


幸せになるための気づきの思考法テキスト


「気づきの思考法養成講座ー総論ー」を読んでください


コチラ をクリックしてください。