精神的に自立するのを阻むもの | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

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心理コンサルタントのしらたきです。


さて、先日、「子育てに必要なこと 」という記事の中で、


子供を育てるにあたって一番必要なこと』は、


親自身が一人の人間として精神的に自立している』ことだ、


と述べました。


そして、現在の社会では、残念ながら、


ほとんどの人たちが精神的に自立していない、ということも述べました。


では、人が、精神的に自立するのを阻んでいるものは何なのでしょうか?


人が一人の人間として精神的に自立するのを阻んでいるもの


それは、『自分の人生を生きることに対する恐怖心』です。


多くの人たちが、


自分の人生を生きることに大きな不安と恐怖を感じていらっしゃいます。


それゆえ、その恐怖から逃れるために、さまざまな回避行動を取ったり、


さまざまなものに対して依存する傾向を示すようになっているのです。


そうして、自分の人生における責任から逃れようとして


精神的に自立していない状態になってしまっているのです


自分の人生を生きることに恐怖を感じ、精神的に自立していない親は、


精神的に自立した子供を育てることはできません。


それは、無意識のうちに子供に対して


自らが持っている人生の恐怖を強調して教えてしまっているからです


例えば、子供をしつけるのによく使われるフレーズとして、


「言うことを聞かないと、○○(子供が怖がること)がやってくるよ」


などと言って子供を脅かすものがありますが、


これは、子供をしつけているのではなく、恐怖を強調していることに他なりません。


また、この他にも、


知らず知らずのうちに人生の恐怖を強調してしまっている例としては、


ふくよしの書いた記事「勇気づけという誤解―子育てに必要なこと―


をご参照ください。


このようにして、人生の恐怖を強調されて育てられた子供は


自分世界人生に対して間違った認識を持つようになります


そのために、人生を極度に怖いものだと思い込み


そこから逃れようとしてしまうのです


そうして、それが、自分の心が弱いせいだと誤って信じ込んでしまうのです。


(このことについては、「心の弱さ 」をご参照ください。)


こうして、一人の人間として、精神的に自立することが阻まれてしまうわけです。


それゆえ、一人の人間として精神的に自立するためには


自分世界人生に対して正しい認識を持つようにし


自分の足で人生を歩いていく勇気を取り戻す必要があるわけです


最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


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