親という漢字は、
”木の上に立って、見る”と書くんだと、これは、おふくろがよく言っていた言葉ですが、
見すぎていたようで、かなり、世話好きでした(笑
おふくろは、戒めの言葉としていたようです。
親が、子どもの全体を見守るのではなく、見すぎてしまうと、子どもの言動、行動等々細かいところに視点がいくようになります。
細かいところばかり意識がいくと、親は、ついつい口出しをしてしまうようです。
目標は全体を見なければ、わかりにくいものです。だから、細部に視点をやると、細部に意識がいき、全体が見えなくなる。だから、目標が意識の外にいき、見失うのです。
角を矯めて牛を殺すということわざがありますが、そうならないようにしたいものです。
角を矯めて牛を殺すの意味:
牛の曲がった角を直そうと手を加えているうちに牛を殺してしまうこと。転じて、少々の欠点を直そうとして、かえって全体をだめにしてしまうたとえ。枝葉末節にこだわって、肝心な根本を損なうことのたとえ。
※ことわざデータバンクより