マイナス思考の人は、プラス思考になりたいと思うようです。
その時に、心理学の学習と訓練をしていない人が落ちる罠があります。
理由は簡単です。
意味を理解し、目標を明確に理解していないからです。
だから、常に、『~ならなければ』と考えるようです。
これが、自己を評価し、自己否定をしていることに気づいていないのです。
そして、実は、もっと厄介なのです。
プラス思考になるつもりがないということです。(無意識的に)
だから、いつまでも、マイナス思考を否定(負の感情)⇒プラス思考を肯定(負の感情)と続けるのです。
その状態を人に見せることに意味があるからです。(無意識的に)
※心理学的に思考すれば、そのメカニズムを理解できるようになりますので、説明は省略します。
この人の場合は、プラス思考とは、
マイナス思考が、ダメなん?
マイナス思考でもいいやん!。って思えるようになることです。
なぜなら、常に、絶対に、マイナス思考でしょうか?
その思考で、必ず失敗しているでしょうか?
マイナス思考が、堅実な思考である時はないのでしょうか?
マイナス思考をプラス思考にするのではなく、持っているものを使うこと。
その思考を使うこと。に気づくことが大切なのです。
むしろ、プラス思考にならなければ、と考え、今持っているその思考を活かしさずに、自己否定を続けることの方が、マイナス思考かもしれません。