潜在能力-人生に気づきを与える心理学講座- | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

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マジで今の人生を変えたい、人生を成功に導きたい、そう思う人は、アドラー心理学をベースにした『気づきの思考法』を学んでください。
自らが演じている自己欺瞞に気づき、必ず変わることができます。

潜在能力という言葉を見聞きします。


しかし、潜在能力という言葉に、過剰な可能性を感じるため、期待をするのでしょうか?


すべての人間には、能力はあります。


ただし、その能力は、才能であるかどうかは、わかりません。


能力は使うことで、意味が生まれるのです。



潜在能力とは、もともと生物学者が、成長への永遠の可能性を説明するための言葉でした。


例えば、ひまわりの種で説明するとこの”ひまわりの種”は、成長すると”ひまわりの花”になります。

そして、その種は、大きく立派な、すごく綺麗なひまわりの花にになる可能性があるのです。(※この成長への永遠の可能性の意味です。つまり、限りなく綺麗なひまわりになる可能性がある。)


つまり、ひまわりの種自身は、大きく立派な、すごく綺麗なひまわりの花になる可能性を持っているのです。



これを、ひまわりの種の潜在能力といいます。



もし、ひまわりの種に意思があり、ひまわりの種自身が、薔薇がいい。薔薇の花になりたいと思い悩んでも、薔薇にはなりません。


なぜなら、ひまわりの種の潜在能力は、薔薇になることではないからです。


そして、ひまわりの種自身が、ひまわりなら咲いても意味がないと感じ、どうでもいいと思ったとしましょう。

きっと土からの栄養をとることも怠るでしょう。栄養をとることを怠れば、成長が遅れるでしょう。

成長が遅れると周囲のひまわりの陰になるでしょう。陰になると太陽からの恵みを受けることが少なくなるのでしょう。さらに成長が遅れるでしょう。成長が遅れたひまわりはうつむき加減になり、さらに成長が遅れるでしょう。


このひまわりは、きっと小さく貧弱な、あまり綺麗に咲くことができないでしょう。

ひまわりの種が、薔薇になりたいと思って、その本来の潜在能力を活かしきれなかったのです。


人の場合、最近の脳の研究によると脳も生命活動がある間は、成長を続けていることがわかってきているそうです。それぞれの人が、その成長する能力を持っているということです。


”人は、人生において、何を持って生まれてきたのではなく、持っているものをどう活かすのかが重要です。”


そして、それを活かすには、主体性を意識し、使ってみること。使うことで、自然と努力することになるでしょう。


これが、潜在能力を活かすということだと思うのです。