「君子は豹変す」と「朝令暮改」の違いから学ぶ | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

仕事、恋愛、結婚、人間関係。人生がうまく行かない。変わりたい。

マジで今の人生を変えたい、人生を成功に導きたい、そう思う人は、アドラー心理学をベースにした『気づきの思考法』を学んでください。
自らが演じている自己欺瞞に気づき、必ず変わることができます。

君子は豹変す」と「朝令暮改」という言葉があります


両方とも態度や方針がコロコロ変わるというような悪い意味で使われることが多いですが、

本来の意味から言えば、違いがあります。



YAHOO!辞書によれば、『君子は豹変す』の意味は、「君子は過ちを改め、善に移ることが際だってはっきりしている。俗に、態度や考えが急変するたとえにもいう。」とあります。



つまり、徳のある君子というものは、自分が間違っていると悟ればそれをすぐに改め、時代の流れに的確に対応していく考え方を素早く取り入れていく。というような意味で使われていました。


自分の間違いをすぐに認めて改められる点から言えば、立派なリーダーだと言えるかもしれません。



これに対して、『朝令暮改』の意味は、「朝に出した命令を夕方にはもう改めること。

方針などが絶えず変わって定まらないこと。」とあります。




これは、ただ単に方針がコロコロ変わるという意味で、 言うなれば、たとえ間違いがあってもそれを認めようとはせず、開き直りやその場しのぎの政策ばかりで方針がコロコロ変わる「日本の政治家」といったところではないでしょうか。



『朝礼暮改』の場合、自分の立場を守ることばかりに意識がいっているので、視線がコロコロ変わるだけで、視点が自分中心からは変わらないからです。


物事を見る視点を変えるとは、他者の立場にもなることができることであり、人間の持っている素晴らしい能力です。


そこに気づくことが必要です。