ペアレンティングクラスで習ったことの一つ

が「アタッチメント」でした。

 

アタッチメント、日本語で「愛着」。

 

愛着形成が子育てに何よりも大切で、

アタッチメントは子育ての土台。

 

愛着形成は赤ちゃんが生まれた瞬間から

始まっています。

 

(長男が生まれた日)

 

子供との「愛着形成」は1日にしてできる

ものではなく、毎日の生活、お世話を通し

て形成されます。

 

そして幼い子供は愛着の対象者を

「心の安全基地」

として使うようになり、

「心の安全基地」があるということが

大人になってからも大きく影響すると

言われています。

 

興味のある方は

「ジョン・ボウルビィの愛着理論」

「エインズワースの安全基地」

など調べてみると面白いと思います。

 

養育者と愛着形成を築き上げることが

のちの子供達の人生にとってとても重要で、

愛着形成がきちんとできていない子供は

成長してから問題行動を起こすように

なったりします。

 

健康なアタッチメント(愛着)は養育者

によって日々の生活を通して形成され、

子供の人生において発達や学習、感情や

人間関係の形成などにおいて影響するもの。

 

(生後11日)

 

愛着は主に「母親」と形成されるものと

言われていますが、現代では多種多様な

ライフスタイルがあり、

母親だけではなく父親、

おじいちゃんやおばあちゃん、

幼稚園の先生などと愛着を形成している子供

もいます。

 

(生後11日の長男と夫)

 

現に2歳の次男は託児所の先生が

大好きで喜んで託児へ出かけます。

ただ長男が2歳だったころ託児所に預けよう

としましたが泣きわめき全くダメで、

幼いアレックスが愛着を抱いていたのは

家族だけでした。

 

同じ兄弟でも「愛着の形成」の仕方は違うも

のなのだと思います。

 

「愛着の形成方法」として、

どのように子供達と繋がっていくか

(connect)をクラスで話し合ったのですが

その時の資料をシェアしたいと思います。

 

クラスでは子供達の発達段階を理解しながら

どのように愛着を形成していくかと考えてい

きました。

 

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【0歳〜2歳】

・子供が泣いている時はすぐにいつも慰め、

 癒してあげる

・スキンシップ

・コミュニケーション

・たくさん甘えさせてあげる

   etc....

 

【12ヶ月〜3歳(トドラー)】

・自分の感情と向き合うお手伝いをする

・一緒に遊ぶ

・安全の中で子供が探求できるようにする

・子供が安心感を覚えるように食事やお昼寝

 就寝などのルーティンを作る

   etc......

 

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【3歳〜5歳】

・自分の感情を感じ、表現できるように手伝う

・「I love you」と伝える

・ポジティブな人間関係のお手本となる

・子供を褒めてあげる

ポジティブ・ディシプリン(←過去記事)

 etc......

 

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【6歳〜12歳】

・子供の話を聞き子供の考え(意見)や感情に

 ついて話す

・子供を褒め「I love you」と毎日伝える

・一緒に話し合い、子供にトライさせることで

 子供の問題を解決するお手伝いをする

・親子で一緒に楽しめることをする

etc.....

 

image

 

ティーンネージャーになっても親子の強い

繋がりを感じている子供達のベネフィット↓

 

・高い自己肯定感

・より良い対処能力

・家族や友達とのより良い人間関係の築き

 

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【13歳〜15歳】

・一緒に献立を考え料理する

・子供に責任を与え「信頼」していることを示す

・いつも話を聞く姿勢でいること

etc.....

 

【15歳〜18歳】

・子供達がしていることに興味を示すこと

 (しかし出しゃばらないこと)

・子育てにおいて

「知っておかなくてはいけないこと」と

「子供のプライバシーの尊重」の

バランスを保つこと

・子供が話をしようとしている機会を逃さず

話を聞くこと

etc.....

 

参照:Durham Region Health Department

 

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こう見てみると、

本当に毎日の生活の中での子供達の関わり方

がいかに「愛着形成」に影響を与えているの

か分かります。

 

小さい頃は抱きしめたり、

褒めてあげたり、

慰めてあげたり話を聞いたり

一緒に絵本を読んだりと、

4歳と2歳の息子を持つ私からすれば

子供たちと愛着を形成するのは割と簡単な

ように思います。

 

image

 

image

 

ただ子供達が思春期になったとき、

子供達と繋がっていくということが

すこし難しくなるのかもしれません。

 

思春期の子育てはまだなので私にとっては

未知の世界ですが、

私自身が思春期の頃を思い出すと

母親とはよく衝突したものです。

 

幼児期の「愛着形成」が後の子供達

の人生にポジティブな影響を与え、

思春期の子供たちには思春期なりの繋がり方

やコミュニケーションの仕方がある。

 

と理解していると、

より一層子供達との絆を深めることができる

のだと思います。

 

赤ちゃんの頃は泣くと抱きしめ、

オムツを替え、「大好きだよ」「可愛いね」

と伝えていたのに、

子供が成長するにつれて色んなものが複雑化

してなかなか「愛」を表すことができなく

なったりします。

 

それでも子供達に「愛」を表したり伝えたり

することはとても大切。

 

それは「愛してるよ」や「ハグやキス」で

なくても良いのだと思います。

 

子供たちと健康な「愛着」アタッチメントを

形成し「自分は愛されている」と知っている

ことが生きる力になっていくのだと思います。

 

 

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