こんにちは!
カナダで2人の男の子+日本からの保健所犬を育てています♡(2023年5月に愛犬はこの世を旅立ちました🌈)

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夜の私は機嫌が悪い。

 

仕事残ってる。

しんどい。

とりあえず寝てくれ。

 

「ママ本読んで」

 

と言う9歳の息子。

 

「じゃぁ1冊読むから持ってきて」

 

と言う私。

 

「これ!」

 

と息子が指差したのは

私の顔。

 

「これ読んで👉!」

 

と言う。

 

これは、

私が物語を作り上げて

読めと言うこと。

 

昔、そんなことしてた。

子どもたちはとっても

面白がってた。

 

でも、しんどい。

そんな気力ない。

 

「ムリムリ。

絵本持ってきて。

ママ疲れてるから。」

 

「じゃぁこれ読んで!」

 

次はぬいぐるみを持って

これを読めという。

 

うんうん、

そういえば昔そんなことしてた。

ぬいぐるみを持って

作り話を読んであげること。

とっても嬉しそうだった。

でも、今日はそんな気力ない。

 

「ムリムリ。

ママ疲れてるから、

絵本にして。」

 

「読んで!」

 

「むり。」

 

「読んで!」

 

「むり。」

 

この繰り返しが

ずっと続く。。。

 

最終的に、

 

「もうママ疲れてるから

絵本じゃないんだったら

もう読まないからおやすみ。」

 

と言うオチになる。

(経験したことある?)

 

そしてなんとか一冊持ってきて

読み終える。

 

もう一冊読んでと言う。

 

(はぁ、めんどくさい)

 

と思ったけど、

じゃぁもう一冊だけ読むことに。

 

すると二段ベッドにいる息子が

指をさして

 

「あれ!👉」

 

と言う

 

「どれ?」

 

と言うと、

 

「あれ!👉」

 

と言う。

 

(どれかわからん)

 

「もうさ、

どれか分からんのやけん

降りてママのとこまで

持ってくるか、

本の題名ゆって(怒)!」

 

「あれよあれ!

わかるやん!あれ!」

 

「分からんのよ!(怒)」

 

「あれよ!」

 

JUST GET DOWN 

and 

GRAB ONE BOOK💢

 

はよ降りて

絵本持ってき💢

 

 

「もう降りてこんのやったら

寝て。ママもう本は読まん」

 

そして私はイライラしたまま

 

「おやすみ」

 

と言って寝室を出て、

隣のオフィスで仕事を始める。

 

すると5分後、

息子が来て、

おとなしく、

 

「ママ本読んで」

 

と言う。

 

こんこんと説教をした後、

最後にもう一冊読んで

子どもたちは夢の中へ。

 

はぁ、疲れた。

 

あぁ〜でもなんだろう

このモヤモヤ感。

 

息子はただおふざけしてた

だけなのだけど、

私にはその心の余裕が全くなく。。。

 

息子のおふざけに乗ってあげてたら

きっとすごく楽しい夜だった。

 

でも、あの日の私には、

その気力はなかった。

 

結局イライラが

よりイライラを呼んだパターン。

 

もう少しいい方法あったんじゃないかな。

 

息子の問題というよりも

私の心の状況が招いた問題。

 

多分、私がもうちょっといい言い方

してたら、

息子もここまで固執しなかったはず。

 

次の日の朝、

普通に子どもたちを見送った。

 

ずっとモヤモヤしたまま

1日が流れる。

 

そんな中、

英会話の先生と話して

子育ての愚痴を言ってると

 

「あぁ、

やっぱり私もダメやったわ」

 

と気づく。

 

謝ろう。。。

 

でも、

自分が息子に謝ってるところを

想像すると、

 

「昨日はごめん。

ママ、あんな言い方せんで

良かったと思う。

”でも”

ママも疲れとったんよ」

 

”でも”

 

がたくさん出てくる。

 

”でも”

ママの気持ち分かってほしかったんよ。

 

”でも”

ママも仕事あったんよ。

 

”でも”

夜はママ疲れとんよ。

 

昔ラジオを聴いていると、

 

謝るときに"but"がつくと

”I'm sorry”

が帳消しになる。

 

I'm sorry, but...

 

と聞いた言葉ががずっと頭に残ってた。

 

 

I'm sorry, but Mommy was tired...

 

ごめん、でも、ママ疲れとったんよ。

 

 

これだと結局、謝った意味がない。

 

 

いつ謝ろう、、、

いつ謝ろう、、、

 

子どもを放課後クラブに

連れて行った後、

静かな部屋でソファに座り

考える。

 

「よし、”でも”は言わない」

 

謝って、息子に何を言われても

受け入れよう(めっちゃ嫌やけど)

 

 

「ママにあんな言い方されてぼくは嫌やった。」

 

「ママ、ぼくにもうちょっと優しくしてほしい。」

 

「ママ、ぼくはただ本読んでほしかっただけなんよ。」

 

「あぁ、はいはい。」

 

 

謝った後、

息子に言われそうなことを想像すると胸が痛む。

 

でも仕方ない。

 

夜、夫が次男のお風呂を

手伝っている時、

長男とリビングでふたりきり。

 

勇気を振り絞り、謝る。

 

「あのさ、昨日の夜なんだけど、

ママ疲れとったとはいえ、

あんな言い方してごめん。

ママがあんな言い方せんかったら

もっといい夜になっとったと思う。

今日はいい夜になるようにする。」

 

というと息子が、

 

「ぼくもごめん。

ママ、人間っていうのは

たまに失敗するんだよ。」

 

と言う。

予想外にしてなかった言葉。

 

「そやね〜。

でもママよく失敗するよね」

 

というと、

 

「うん、でも、

ママはちゃんと失敗から学んでるから

大丈夫だよ」

 

と言う息子。

 

この辺りから、

どっちか親でどっちが子どもか

分からんくなってきた。

 

「そうかな〜、

ママ、おんなじ失敗繰り返してる

気がするわ」

 

「ママ、大丈夫だよ。

ママは失敗してもまた学んでいけるから」

 

そしてハグをして仲直り。

 

どうして子どもに謝るって

こんなにも勇気がいるのだろう。

 

でも、

自分が悪いなと思ったときに

謝ることは、

 

「謝りなさい」

 

よりもパワフルなのを知ってる。

 

謝ると、

その先自分を責めなくて済む。

 

本心を伝えるって、

勇気がいるけど、

とても価値のあることだと思う。

 

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