ゴールにたどり着いたときどんな気分でしょうか、、
ずっと目標にしていたゴールを達成し、自分の思い描いたような成果を成し遂げることができたときどんな気持ちになるでしょうか、、
さて、私たちは実際には、「ゴールに辿り着かずとも」絶えず、本来的に、ずっとその在り様であるというのが、この世界の秘密の一つです、、
私たちは、ゴールにたどり着くために悪戦苦闘し、目標達成のためにとあまたの鍛錬、自己実現のために必要な様々な計画を一つ一つクリアしようと躍起になります、、もちろん、そうした「頑張り」自体を全く否定する必要はなく、そうしたこともまたこの壮大な宇宙のダンスであって、途切れのない美しい「あるがまま」であるわけなのですが、、
時に私たちは、「ゴールを成し遂げなければ」自分はまだ不十分であって、決して満足はできないし、ひとかどの人物にもなれなければ、「幸せ」になど到底なれるはずがないなどと、何としても自分にはその「ゴール」が必要であるとした誤った認識に陥ってしまうが故、思い悩み、どこまで続くとも見通せないトンネルを前に途方に暮れてしまう結果を招いてしまいがちです、、
けれども、実際は、そうしたことがすべて幻想にすぎず、そもそも「ゴール」というものがどこかにあることはなく、逆説的なことに、「ゴール」はすでに成し遂げられているというのがリアリティなのです、、
こうした話をすると、首をかしげる感覚が至極当たり前ではあるのですが、例えば、何かを成し遂げたとして、わずかその数日後にはまた新しい目標を設定し、次なる「ゴール」へと走り出す様を見れば、いかに頭の中で思い描いた「ゴール」が滑稽なものなのか、一時的で確固たる形などあるわけではないということがわかるはずです、、
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というわけで、そうした幻想に気づき、リアリティを見出すことができたのであれば、私たちにできる生き方の提案としては、、これまでの「ゴールを目指して生きる」在り様ではなく、「ゴールに居ながらに生きる」在り様への転換です、、
「ゴール」を目指し、奔走し、消耗していた在り様から目覚め、今ここの「ゴール」、絶対的でこれ以外存在しない目の前の現実を生きることです、、実際のところ、この体感へのシフトこそ、些細なように見えてそうではない、宇宙と手を携え、「真実」そのものとして生きる姿なのです、、
というわけで昨日、まさかの40歳に辿り着いてしまいましたが(笑)、、これまで一度も今ここでなかったことはなかったなと、、改めて不生不滅に還ったっ今日この頃です、、
記事にご興味持たれた方は禅の本を読んでみてください、、というわけで、おすすめ↓
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