こんにちは‼キドックスシェルター部です競馬

本日はキドックスの新入り保護犬「はっさく」についてご紹介いたします。

年齢は推定3歳、体重は18㎏あります。

やんちゃでじっとしていることが苦手なパワフルな女の子ですグラサン

人と触れ合うことが好きで、じゃれてきたり、飛びついてきたりすることもあります。

 

そして、フィラリア症による心疾患があります。

程度は重く、現在は心臓の血管を拡げるお薬を飲みながら治療を行っています。

キドックスで生活し始めた頃に散歩の時の疲れやすさや、呼吸が荒くなる様子から病院に行き診断をされました。

 

今回はそんなはっさくの体調面で注意していることについてお伝えいたしますニコニコ

 

触れ合う際に常に注意していることは、はっさくを興奮させないようにすることです。

運動面では、散歩は朝晩の10分以内で行い、走ることはしないようにしています。

食事の面では、一般的にご飯よりも気分が昂るオヤツはあげないようにし、トレーニングなどでご褒美をあげる際は代わりにドッグフードをあげています。

体重を管理をするため、1日の食事量も決まっています。

上の写真はトレーニングの時にハンドラーからご褒美をもらっている様子です照れ

 

 

他犬との付き合いについては、あまり友好的な様子は見られません。

目線が合った時などにはっさくが威嚇をすることがあるため、万が一のトラブルを考え近づけすぎないように注意しています。

 

併せてはっさくが見える範囲で他の保護犬にオヤツをあげたり、走ったりしないように気を付けています。

食事や運動制限をしているはっさくにとって辛く、ストレスを感じてしまう場面だからです。

また以前健康チェックをしている時に、ご飯を食べたくて歯を剥き唸ったことがあったので、人間側がはっさくの性格を踏まえ病状を考慮しながら接するように心掛けていますニコニコ

 

 

そして次回の記事にて、現在はっさくが行っているトレーニングについてご紹介いたしますあしあと

 

 

こちらがはっさくの里親募集要項になります。

興味のある方は是非ご覧くださいピンク音符

里親様募集中です(^^)/

 

 

 

 

 

 

こんにちは‼キドックスシェルター部ですニコニコ

本日はキドックスで生活する保護犬「サリー」の触られることに対しての様子についてご紹介いたします。

前回のサリーの記事はこちらからご覧いただけます。

 

現在サリーは全身を触られることが出来るようになりました‼

顔周りやしっぽ、足裏はオヤツをあげながら、主に胸元、肩回り、お腹の横、おしりはオヤツを後にあげるやり方で触ることが出来ますニコニコ

 

しかし、このやり方で触ることが出来るのは基本的にはサリーを担当しているハンドラーのみです。

サリーと触れ合うことに慣れていない人の場合だと、スナッピングをしてしまう可能性がありますので注意が必要です。

スナッピングとは咬む真似をすることです。

人間側の対応にサリーが苦手意識を持ったり、恐怖心を感じた時に自分の意志表示としてスナッピングを行います。

 

 

触られることに慣れてくると、サリーの出来ることも増えていきました。

こちらは皮膚や被毛の健康維持に必要なブラッシングをしている様子です照れ

上矢印体の場合、右側と左側に分けそれぞれブラッシングをした後にご褒美のオヤツをあげています。

下矢印顔やしっぽの場合は、オヤツをあげながら行っています。

 

 

トレーニングでは、オテ・マテ・フセなどの基本的なコマンドに加えてハイタッチも出来るようになりましたピンク音符

 

こちらはサリーがオテをしている写真です。

サリーがあげた前足を握らないように心掛けていますあしあと

脚をブラッシングする時は胴体と一緒に行いますが、足裏はまだ触られることに対して苦手な様子が見られるので、手のひらに乗せるだけにしています。

 

散歩後の足拭きは、サリーにオヤツをあげながらゆっくり優しく行っています照れ

 

 

サリーが触られることに慣れてもらうために、大きく分けて2つのステップがありました。

①まずは片手でオヤツをあげながらもう片方の手で触ります。

大好きなオヤツに意識を向けている間にサリーに触り、そして少しずつオヤツをあげる回数を減らしていきました。

 

②慣れてきた部分はまず触り、その後ご褒美としてオヤツをあげます。

それを繰り返し、徐々にサリーに触っている時間を延ばしていきました。

現在も上記のステップを踏みながら、オヤツなしでも触れる部分を増やしています。

 

 

ハンドラーはサリーと触れ合うにあたって、優しく声を掛けることを心掛けていたそうです照れ

サリーが頑張った時はしっかり褒めることを忘れずにしていた、とのことです。

 

また大変だったこととして、サリーが辛くないように気にかけながら、自分がスナッピングに注意を払うことだと話していました。

スナッピングに対して、最初に知った時は怖かった気持ちもあったようですが、サリーと触れ合っていくうちに実際はいい仔だと感じるようになり、現在は恐怖心はないそうですニコニコ

 

 

ハンドラーはサリーが「色々な人に触ってもらうことが出来るようになること」を目標にしているそうですキラキラ

 

 

サリーは1月からキドックスカフェにも参加しています。

興味のある方はぜひお越しいただけたら嬉しいです照れ

他の保護犬と一緒にお待ちしています。

カフェ詳細はこちらからご覧いただけます(^^)/

 

こちらはサリーの里親募集要項になります。

里親様募集中です(^^)♪

 

 

こんにちは‼キドックスシェルター部ですニコニコ

本日はキドックスに新しくやって来た保護犬「わらび」についてご紹介いたします流れ星

わらびはつい先日トライアルに行くことが決定いたしましたので、約2か月半のキドックスでの生活の様子をお伝えしたいと思います照れピンク音符

トライアルとは、正式に譲渡させていただく前に実際に保護犬を自宅に迎えて一定期間お試しで一緒に暮らすことを言います。

このお試し期間でわらびも迎えてくださる里親様もストレスなく、心地よく生活することが出来た時に正式に譲渡させていただくことが決定いたします。

わらびは7歳の女の子で、体重は20,2㎏あります。

首輪がついていた状態で放浪していたところを一般の方からの通報で保護され、その後飼い主の方が現れなかったため、茨城県動物指導センターへ収容されました。

そして2019年12月10日にキドックスにやって来ました。

 

性格は穏やかで、吠えることはなくとてもおとなしいです。

また、ご飯とオヤツが大好きです照れ

ハンドラーはわらびの担当になった当初、以前担当していたくるみが正式譲渡になり、新しく別の保護犬を担当することを不安に思っていたようですが、おとなしい性格のわらびと接するうちに徐々に不安もなくなっていったそうです照れ

トライアルが決定したくるみの記事はこちらからご覧いただけます(*^^*)

 

下の写真はハンドラーがわらびのトレーニングを始めようと犬舎からわらびを出した時に、近くでウルがオテのトレーニングを行っており、オヤツが大好きなわらびがウルへのご褒美のオヤツを狙い参加しようとしているところですほっこり

ウルの記事はこちらからご覧いただけます(^^)/

 

トレーニング中にも他の保護犬たちが貰っているご褒美のオヤツに意識が向いてしまう時があったようで、その時ハンドラーは、わらびの名前を呼んだり、繋いでいるリードを少し引っ張るなどをしてわらびの意識を再び自分に向けるようにしていたと話していました。

わらびは時々指示を聞いていても目線は他の保護犬たちが貰っているオヤツへと向いていることもあったそうですほっこり

 

ちなみにハンドラーという言葉はキドックスではその日お世話やトレーニングを行う人のことを指しますランニング

 

こちらはオスワリのトレーニングをしている写真です。

わらびはオスワリが得意で、刺激が多い外でもしっかりとハンドラーからの指示を聞き、オスワリをすることが出来るようです照れ

 

そしてこちらはわらびのオテのトレーニングの様子です。

わらびがまだオテの動きを理解していなかった頃、まずはハンドラーがわらびの片足を持ち上げて「オテ」と指示を出し、この状態がオテの形だとわらびに伝え、トレーニングを行っていました。

このようなトレーニングを積み重ね、わらびはオテの動きを覚えることが出来ました照れ

 

ハンドラーはわらびがオスワリやオテなどの指示を覚える速さは、自分が今までトレーニングをしてきた他の保護犬達と比べると時間が掛かる方だと話していました。

トレーニングをしている時などはわらびに対して不安もあったようですが、オテの練習中は、わらびの片足を持ち上げながらわらびに言い聞かせるように優しく「オテ」と指示を出していました照れ

そのお陰か、わらびはオテをすることが出来るようになりましたキラキラ

ハンドラーもわらびがオテをすることが出来るようになった時はとても嬉しかったそうです照れ

 

そしてわらびは、オスワリやオテのトレーニングの他に耳掃除も頑張っていたそうですニコニコ

わらびはキドックスに来た当初から耳の中に慢性的な炎症があり、その部分がはれていました。

耳の形がわらびのようにたれている仔は蒸れやすいことと、わらびはお腹にも皮膚炎があることから元々皮膚が弱いことが原因ではないのかと予想しています。

耳を掃除されると痛いのか、痛痒いのかわらびは顔を振ってしまうそうです。

 

こちらがその時の写真です。

ですが耳掃除は定期的に行わないと細菌やカビなどが繁殖して病気が悪化してしまう可能性があるので、ハンドラーはわらびが耳掃除を嫌がってしまった時は、わらびが落ち着くのを待ちながら少しずつ汚れを拭きとるようにしていたようです。

そしてわらびがしっかりと耳を掃除させてくれた時は、わらびに「わらび、いいよ(^^)」と声を掛けることを心掛けていたそうです照れ

 

 

こちらはわらびが好きなブラッシングをしてもらっている写真です。

わらびはブラッシングが好きで、時々ブラッシングの最中に気持ちよさそうに横になり、お腹を見せてくれたことがあったようですピンク音符

 

ハンドラーはわらびと接する上で、わらびの表情を読むことを心掛けていたと話していました。

わらびは控えめで落ち着いているところは接しやすかったそうですが、その反面、あまり表情が変わらなかったようでわらびが思っていることを理解することが難しかったようです。

耳掃除では嫌がっている様子が分かりやすかったようですが、他のケアをする時はわらびが触られることを嫌がっていないかを気にかけながら、わらびの表情を見ることを意識して行っていたそうですニコニコ

 

 

わらびは散歩の時もおとなしく、ゆっくりマイペースな様子だったようです照れ

キドックスでは引っ張り防止や、車や自転車・他動物との接触防止から保護犬をハンドラーの横につけて散歩をしているのですが、わらびは基本的には引っ張ることは無く、ハンドラーの横について歩いてくれたそうです。

時々自分が興味のある方へ進もうとしたり野良猫を見かけた時に反応し、追いかけようとしたこともあったそうですが、ハンドラーがリードを引っ張りわらびの名前を呼んで「ダメだよ。」と声を掛けると落ち着いたとのことです。

 

走る車や他の通行人の方などにも怖がったりする様子もなく、比較的散歩はやりやすいとハンドラーは話していましたあしあと

 

 

そんな落ち着きがありどっしりとした印象のわらびですが、ナイーブな1面もあったようです。

現在はわらびといったら食欲旺盛でご飯が大好きなイメージですが、キドックスに来た日から3日、4日はご飯を残していたそうですキョロキョロ

キドックスの職員にお話を聞くと、慣れない環境だったからなのではないのかと話していました。

またわらびは以前足をくじいた時にも、その日はご飯を食べなかったそうなので、意外とデリケートなところもあるのではないのか、とのことですほっこり

 

わらびのトライアルが決定したことにあたってハンドラーは、わらびがおとなしい性格で接しやすい一方で何かに対して興味を持つまでに時間が掛かることが、里親様を不安にさせてしまうのではないのかと心配に思っているそうです。

そして落ち着いている仔なので、穏やかに暮らしてほしいと話していました照れ

 

最後にハンドラーからわらびへメッセージです流れ星

短い間だったけど、オスワリやオテなどのトレーニングを頑張ってくれてありがとう照れ

 

以上がわらびのキドックスでの生活の様子です骨

わらびはトライアルが決定いたしましたが、キドックスには他にも保護犬が生活していますので、興味のある方はぜひ里親募集要項をご覧くださいあしあと

こちらからご覧いただけます(^^)/