ピコ秒レーザーで出来ることその①ピコスポット | 南大阪の形成外科医 木田 昌隆のブログ

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河内長野市で形成外科、皮膚科、美容皮膚科のクリニックを開業しております。
コンセプトは「河内長野で最先端」です。
これから皆様に様々な情報や、当院での施術内容など情報提供していきたいと思います。

みなさんこんにちは


今日からしばらく、ピコ秒レーザーで何ができるのかを少しずつ説明していきたいと思います。


まず


ピコ秒レーザーとはなんぞや?


ピコ秒レーザーとは、ピコ秒(1ピコ秒=1兆分の1秒)という短い時間でレーザー光を照射する機械です。照射時間が短いため、最大出力が大きくなり、色素斑等のメラニンに対して、瞬間的にエネルギーを伝えることができ、熱作用がないため、少ない回数での色調改善が可能となります。またレーザー照射後の副作用である炎症反応や色素沈着を最小限に抑えることが可能となります。当院では532nm、730nm、1064nm、532nmフラクショナルの4波長を扱うことができ、様々なシミに対応することが可能となっております。


これをわかりやすく説明しますと


従来のQスイッチレーザーは熱による色素の破壊


ピコ秒レーザーは衝撃波による色素の破壊


という違いになります。




メラニン色素が

衝撃波によって


こういう感じに破壊されます。


従来のQスイッチでの最大のデメリットである色素沈着が最小限となるのは大変素晴らしいメリットとなります。


ぜひ一度お試しください。


ではまた😁。