ようやく少しずつですが、日常が戻ってきています。
ソーシャルディスタンスを保ちながらがんばりましょう😁。
さて
みなさん粉瘤という疾患を聞いた事があるかと思います。
毛穴からできる良性のできもので、皮下に袋ができる病気です。
治療は基本的には「外科的切除」となります。
これは腫瘍の大きさ1に対して3の長さの紡錘形の切開線で摘出する事になります。
今回ご紹介するのは、最小切開から粉瘤の袋を摘出する治療です。
小さな切開がカプセル摘出のデザインです。
この小さな切開から•••
摘出後の空間を隙間ができない様に皮下で縫合し•••
ここまで小さいと当然将来的に目立つ事もほとんどありません。
ただし全例でこの方法ができるわけではありません。
皮膚が分厚い方や、皮膚と腫瘍の癒着が強い場合などは通常の紡錘形手術になります。
粉瘤でお困りの方は是非一度ご相談下さい。
合併症
創部の感染、肥厚性瘢痕など。
ではまた。