ちょっと遅れましたが、
青汁生活その3、
青汁の効果の根拠(東洋医学的)
について書いていきたいと思います。
さて、青汁の効果の根拠ですが、
東洋医学的な作用と言う見方からは、
その1とその2の記事で説明してまいりました。
青汁生活~その1~
http://ameblo.jp/kid-a1005/entry-12287998983.html
青汁生活~その2~
http://ameblo.jp/kid-a1005/entry-12288004197.html
今回は東洋医学と言うより、現代人が抱えている環境の問題についての私の考えですね。
まず、なぜ青汁なのか??
それはもう、当然の様に【野菜不足】を補いたいからです。
私も外食が割りと多いので、そこは気になります。
年齢的にも動物性のものが少なくなりつつありますが、炭水化物が多いんですよね。
治療の仕事も、一度始まると5~6時間は動きっぱなしの状態になることも多いので、エネルギーが欲しいわけです。
私もできるだけ野菜もとっていますが、
もともと胃が弱いということもあり、
消化しにくい繊維質が多く、
肉に比べ体を冷やす作用の野菜は、
そんなにたくさん食べられないのです。
最近では糖質をできるだけ抜いていく食事療法もありますが、そのスタイルですと【動物性食品】の割合がかなり高くなります。
いろいろな理由により糖質制限が必要な方もおられるでしょうが、その代わりに動物性食品が多くなってしまうのは体にはよくないと私は考えています。
(野菜だけで生活するベジタリアンの方もおられるのですから、生命維持と言う観点から見ればさほど動物性食品が多くなくても済むのでは?)
●理由その1
”動物性食品は消化しにくく内臓の負担が大きい”
タンパク質などは消化される過程で
【アンモニア】と言う【毒素】が発生します。
そのアンモニアを【尿素】と言うものに内臓が変換してから排泄されるわけです。
消化→手間がかかる
毒素→分解する
と言う二重の手間がかかります。
内臓が過剰に働くと、常に内臓に熱が発生してる状況です。
東洋医学的には熱は元気のもとですが、発散しきれずに体内にこもると
・内臓の炎症
・筋肉や靭帯などの劣化(硬くなる)
・脳への影響(不眠、イライラ、不安など)
が起こりやすくなると言われています。
●理由その2
”体を調整する栄養素が不足する”
タンパク質や脂肪は
【体の材料】
となる栄養素です。
エネルギーは炭水化物ですね。
それら三大栄養素はもちろん必須ですが、
それらを【消化・分解】してくれるためには内臓が元気でなければいけません。
そうした内臓が元気でいるために必要なのが
【体を調整する栄養素】
なんですね。
皆さんご存知のビタミンだとかミネラルだとかがそれです。
消化に手間がかかり毒素を排泄する栄養素が多く、
内臓を調整してくれる栄養素が少なかったらどうですか?
それで調子がよくなるでしょうか?
【エスキモー】ってご存知ですよね。
北極近くに住む人たちです。
彼らはアザラシなどの獲物の肉を
【生食】
するんだそうです。
なぜかと言うと、野菜が育ちにくい地域に住んでるため【ビタミンなどの不足】を補う知恵なんだそうです。
昔からそういうことを経験的に知っているんでしょうかね。
とまあ、ビタミンやミネラルなどの
【調整してくれる栄養素】
が大切だと言うことなのですね。
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私は30代で【逆流性食道炎】や【胆石】を経験し、内臓の痛みや体調不良をいやと言うほど味わいました。
その時から鍼灸治療と併用し、
【漢方薬】のお世話になっています。
今までその恩恵を与かってきましたが、この数年、
(漢方じゃないのかな・・・・)
って思ってたんですね。
ある程度元気になると、
【あともう一息】
のところだけ調整できればベストなんです。
漢方薬も日常から体質改善のため飲めるものもたくさんあります。
しかし、私の体はすでに
”病気の段階は卒業している状態”
だったんですね。
ちょっと元気になりかけた人が、もうちょと元気になるためのものが必要だったんです。
漢方薬(現代薬も)は基本的に
【病んだ状態】つまり【マイナスの状態】を
【普通の状態】、【ゼロの状態】
にもっていくものです。
【ゼロの状態】から【プラスの状態】にもっていくためには、すでに薬ではなく
【食事のレベル】
で考えなければいけなかったのです。
青汁も純粋には食事ではありませんが、
それに準じるもの、あまり加工されていない補助食品として考えています。
ですから、少し元気になってきた今の私にぴったりだったのだと思います。
もちろん普段の食事も気を付けていきますが、
できるだけ野菜の成分の凝縮したもの、
それでいて原物をあまり加工し過ぎていないものがあれば、青汁でなくてもいいのかなと思います。
今後、私がいいなと思ったものがあれば、またこちらで紹介していきたいと思います。