ペナン街探検に行きます5「ぶらぶら歩いて世界制覇!?」 | 海峡kid.の函館ちゃんちゃんこ物語

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 熱風ペナンの物語65 「ぶらぶら世界の宗教巡り」

 

 

モスクだ。

「青空に白壁のモスクが映える」

さっきまでChinese Worldに浸ってのんびりしていたのに、

ちょっと歩くと、イスラムの世界。

ここは、カピタン・クリン・モスクと言って、

「マレーシアにあるモスクの中で、最も美しいモスクの一つ」

と言われているそうだ。

「最も美しいモスクは、全部でいくつあるのだろう?」

 

写真ではドームが黒い色をしているが、

今は、栗色をしたきれいなドームに仕上がっているという。

見学は無料らしいが、

肌を出している格好は、どこのモスクでもNGだそうだ。

中には入らず、外から中を覗いてみた。とても広い。



 

最初ペナンに来たときは、朝早くから不気味な男の声が、

スピーカーを通して街中に流れていたが、

それがアザーンと言って、お祈りを勧めているのだと知って、

マレーシアは、イスラムの国なんだということを実感した。
 


きちんと整えられた前庭を通って、またぶらぶら歩く。
石畳のきれいに整備された道路。

ちょっとほかとは違う空気が流れている。
 

 

脇道に入った。
これはインドだ。

ヒンズー教のお寺、マハ・マリアマン寺院である。

 

 

入り口の上にある塔?は、

いろいろな神様や動物の彫刻が刻まれていて、

ここにも何かのお話があるのだろう。
靴を脱いで、中に入ってみた。

中にもたくさんの神様がいて、金や銀・・・

たくさんの宝石を身に付けた神様もいた。

 

中身は全く覚えてはいないが、

ラーマーヤナとかマハーバーラタとか、

賢かった子どもの頃、勉強した神話?があることを思いだした。

 


この人?神様?たちも見たことがある。
お寺を出て靴を履いた。

靴箱があるわけでもないので、みんなその辺に脱ぎっぱなしだ。
 

 

賑やかな通りに来た。店の看板がいっぱいだ。

駐車している車もたくさんある。それも両側に。

ここは、一方通行なのだろう。きっと。
 

ランニングシャツのおじさんは仕事なのだろうか?

かごに何かを入れて自転車で走っていった。

 


大きな線香だ。屋根の豪華なお店屋さんで見た線香だ。

大きいだけあって、けむりもすごい。
ここは観音寺。中国のお寺だ。

 

 

1800年代に建てられたペナンでは最古の仏教寺院である。

屋根には、あの竜が勇ましく踊っている。

今日は、暑さにも負けず、海峡男は勉学に励んだ。

イスラム教からはじまり、ヒンズー教、そして仏教と、

三つの宗教のお寺を回ったことになる。

 

特に、お寺巡りしているつもりはないし、

特別、お寺や宗教に興味があるわけでもない。

でもこうして、ぶらぶら歩いているだけなのに、

徒歩圏内に、こんなにいろんな宗教のお寺があるのも珍しい。

もう少し行くと、先日通ったセントジョージ教会がある。

もちろんキリスト教だ。
それで4大宗教制覇の日となる!

 

ただのぶらぶら歩きなので、

「やった!」

という成就感も達成感も、感動の涙もないが、

汗でシミができているTシャツだけが、その苦労を物語っている。

でも、偉業達成目前なのに、欲のない海峡男はあっさりと、
「今日はもう疲れたので、ここで終了!」

世界4大宗教制覇は、この次に持ち越しとなった。

 

海峡男は奴隷のような足取りで、駐めている車目指して歩き始めた。

続きます