『何かに挑戦したら確実に報われるのであれば、 誰でも必ず挑戦するだろう。
報われないかもしれないところで、同じ情熱、気力、モチベーションをもって継続しているのは非常に大変なことであり、私は、それこそが才能だと思っている。』
↑羽生善治九段(将棋)のこの言葉に触れる度「深イィ~」と感じ、同時に、勝負の世界に生きる方々の心身の消耗は如何ばかりかとお察しする今日この頃である。

今、年明け1/13(火)に行われる風来坊ライブに向けてノロノロと、しかし着実に準備中である。
ユーミンカバー&オリジナルMIXの企画は今回で3回目となるのだが、毎回かなり準備に時間をかけている。今回も半年がかりであーる。
火曜日担当のtakacoさんと日程を決めたのが6月後半のこと。
そこからセトリ決めに2ヶ月(長過ぎ)。
何故こんなに時間がかかるのか?
それはオリジナルと絡めるからだ。
『pearl pierce』を取り上げようという企画の柱はすぐ決められたが、オリジナルとの絡め方に非常に悩んだ末、今回はユーミンカバーとオリジナルをミックスではなく、きっちり分けて、カバーに関しては、アルバム収録曲の全てをやることにした。
私にとってはかなり挑戦だ。
ともあれ決めてしまえばあとは進むだけ。
まずは聴き込むことだ。
晩夏から今に至るまで『pearl pierce』しか聴いてないと言っても過言ではない(過言だが)。
さすがに聴き飽きている。でもまだしばらく聴く。
今回は少し多めにtakacoさんに鍵盤を、peta君にドラムのサポートをお願いした。
そして一曲一曲耳コピし弾き方を考え、細かい歌い回しもなるべく原曲に忠実に…と。
ある程度慣れてきたら記録も兼ねて、YouTubeにアップしていってる(消すかも)。
楽しいか楽しくないかで言うと楽しくない。
私はカバーが得意ではないし好きでもない。
しかしこの期に及んではそんな感情面は問題ではない。
風来坊というあの空間で人様に聴かせられるレベルのものを揃えていくことが全てなので、習慣化して淡々と少しづつ、コトを前に進めている。

低空飛行のモチベーションでもそれなりにやっていけるのは「練習すれば少なくとも上手くはなる」という事実があるからだ。
上手くなったからとてお客さんが増える訳ではないが、来てくれた人が満足してくれる確率は上げられるし、自分も後悔しない。
それに将来的に財産になると思ってる。
報われないということはない。やればやるほど希望がある。
ただ何をもって報われるとするかで、結構変わる話なんだろうなと思う。
そこで冒頭の羽生九段の言葉である。
羽生さんのような比類なき天才をもってしても
「どれだけ努力しても報われないかも知れない」世界があるということが、まず凡人の自分には想像出来ないし、その中で努力を続けるのは本当に過酷だろうなと思う。
そんな中でも脱落せず、勝負の世界に留まり続ける人も多い。皆さんそれぞれ「報われない中にも報われるもの」を上手く見つけているんじゃないだろうか。勝負や数字とは違う世界線で。
そして仕事でも趣味でも生活でも、上達するためには感情抜きで習慣にしてしまうのが、遠いようで一番近道なのではないか。
最初だけ動かしてやれば、あとはしばらく自然と動く振り子のような日々。慣性の法則の利用であーる。
そして習慣化された日々の中では、勝ち負けも報われる報われないも、それにまつわる感情も、振り子の1回として消化されていくのではないか。
何かとりとめのない話になってしまいましたが、まとめると~、世代交代しても私はずっと羽生さんが好きです。以上です。(そんせら風)