いまや、「世界のラジオ体操」化している「BILLY'S BOOTCAMP」

私の回りの女性(たまに男性も)の間でもかなり流行しています。
はっきり言って「やばすぎない?」ぐらいのかんじです。

知人の家に行くと、たいてい冷蔵庫の扉あたりに「BOOTCAMP○か条」みたいな紙と、7日間続けて体重、ウエスト、BMI等の変化を書き込んで送り返すと5000円キャッシュバックされるとかで、その表もマグネットでとめてあったりします。

まあ、「SMAP×SMAP」で慎吾ちゃんがコントのネタにしているくらいですから、ほとんど社会現象です。
ショップジャパンでの売上も1位なら、ヤフオクでの出品点数も1位、すごいですねえ…。

回りの女の子たちは、ビリー・ブランクスの事を「隊長」とか呼び、自分たちの事を「ブートキャンパー」と呼んでいます。

運営側の勢いもすごくて、6月24日には遂にビリーが来日、都内で「Billy Live in Tokyo」が開催されるそうです。

会場では、一大エクササイズ・セッションや隊長の個人指導、トークショーなども行われるそうな…。

そのうち、原宿や青山あたりで腰のベルトに丸めた「ビリーバンド」して歩く女の子が現れ、ファッション化するのでは、てかんじです。

「ブートキャンパー」たちは、口々に私も「ブートキャンプ」するように勧めるのですが、確かにDVDを見てみると、後ろでかかっている音楽のノリのよすぎな変な感じといい、ビリー隊長の語り口といい、「ここでがんばんなかったら人生どこでがんばるんだ!」と思ってしまいそうなぐらいの「ハイテンション感」があり、画面に吸い込まれそうになっている自分を発見します。

結果、何も運動しないままにDVD4本全部見てしまいました。

そして…。

最近、女性に一番ぐっと来た瞬間は?

と聞かれたら、間違いなく正面上手(右側)、ビリー隊長のすぐ後ろ(2列目)で、汗びっしょりになってエクササイズしている「シェリー!」と即答です。

私のへそぐらいまでありそうな長い足、もう20年ぐらい自分のは見た事がない、「セミのような腹筋」、体脂肪率3%ぐらいなかんじの贅肉のない全身。

最高に「ぐっ!」とくる瞬間は、シェリーが、その長いオミアシをもう片方の足の上に重ねて「片足腕立て伏せ」をやる瞬間です。

メタボリックな私も、ビリー隊長来日イベントに参加し、シェリーから「わたし、自己管理のできない男は大キライ!」とさげすまれれば、もしかしたら人生やり直せるかもしれません…。
わたしは、一見、「ちょいワルおやじ風」である。
ただし、あくまでも、「風」であって、そのものではありません。

単に、ネクタイをしていなくて、シャツの裾がズボンから出ていて、無精ひげが生えているだけで、おしゃれでもなんでもない。
だけどそれだけで、見た人は勝手に勘違いをしてくれる。

世の中年男性諸氏には、ぜひともこの「ちょいワルおやじ風」をお勧めしたい。
一度してみると、とても便利で楽だからである。

メリット1
シャツの裾を出していると、思いのほか、醜く出っ張った下腹部が隠れる。

メリット2
シャツの裾を最初から出していると、シャツの裾がズボンからだらしなく出てしまう心配をしなくてすむ。

メリット3
無精ひげを生やすと、ひげそりの回数が2分の1から3分の1程度に減少できる。

メリット4
着崩れして、よれよれのジャケットを着ていても、誰もとがめなくなる。

このような理由からわたしは、「LEON」の発行部数が減らず、「ちょいワルおやじブーム」が少しでも長続きする事を望んでいます。

そして、世の若い女性には、声を大にして言いたい。

よ~く見て下さい。

ジローラモ始め「LEON 」に出てるモデルたちと、朝出社したら、ぐだぐだになってネクタイをはずし、シャツを出し、職場の応接セットでいぎたなく寝ているのを発見した、くだらない仕事の残業や宴会で徹夜した、あなたの職場のスケベ上司の姿は、本質的にほとんど大差ありません。
(服の値段を除いては…)
人生は皮肉なものです。
若い頃の不摂生と不規則な生活がたたり、人より早く急速に体力と性欲が衰えた30歳代後半ぐらいから、若い女の子に食事に誘われる機会が増えました。

年相応に財布の厚みが増えたかんじと、人畜無害な「国際共通安全パイ」的なにおいが、彼女たちをして、「いいカモ」感を醸し出しているのでしょう。

若い頃の「食事に行こうよ!」の誘いは、その後の関係の発展性を予感させましたが、年をとってからの「ごはんに連れてって下さい!」は、本当にごはんをごちそうするだけです。

彼女たちにとって、私は「おさいふ以上でも以下でもない存在」です。

ある時から、無駄な野望と期待を捨てる事にしました。
そして、彼女たちに誘われるたびに、

「今まで、男に連れて行ってもらった店で、一番おいしくて素敵だった所に連れて行くよ。」

と言う事にしました。

若くてきれいな女の子の「情報集積力」は強烈です。

彼女を手に入れようとして、あの手この手で男がリサーチし、作戦を張り巡らせた血と汗の結晶の情報が集約されています。
(ほんと男はばかです)

そう言って、女の子に教えてもらう店は、たいてい雰囲気の素敵なおいしいお店だったりします。
女の子も気に入っている店なので、もう一度行ってもいいかなと思います。
自分の「持ちネタ」を出さないわたしに女の子は軽く「失望」はしますが、どうせ発展性のない食事だから、わたしの評価がどうであれかまいません。

まさにCGC(コンシューマー・ギャザリング・コンテンツ)。

男の血と汗で作られた「東京カレンダー」がそこにはあります。

そうした店は、たいてい「接待にもつかえる雰囲気のよい店」なので、仕事の「接待」に利用できる店のリストが増えました。

そして、接待相手が、接待に飽きている人であればあるほど喜んでくれる。

「いや~、この店いいですねえ。若い女の子とのデートに使えますねえ。」

当たり前である。若い女の子に教えてもらったんだから…。

ほんとに男は「ばか」である。
職場で、営業部長の女性(といっても30歳過ぎたばかりですが)が部下の女の子(25歳ぐらい)に注意していました。

どうも、部下の女の子は、お客さんへのプレゼンの際に、のっけから「一気」に商品内容を説明したため、お客さんは目を白黒させていたようで、部長は効果的なプレゼンの仕方を教えていたようです。

その会話の中で、部長の彼女が言ったセリフ。

「じゃんけんだって、恋愛だって『後だし』の方が絶対有利なんだよ!」

かっこええ…。

女として勝負」してきた、歴戦の年輪を感じます。

出会い系のパーティーや合コンで「後だし」しまくり、男を翻弄する「恋愛上手」な彼女の姿が容易に想像できます。

はっきり言って、「わな」を仕掛けまくりの「ラブ・ハンター」に違いありません。

でも、彼女の言う事は本当。

営業の極意は「話し上手」より「聞き上手」。

顧客のニーズを吸い上げてから説明する方が、失敗が少なく、効率的です。

部下の女の子は、彼女の注意の真の意味を理解したでしょうか…。
ここのところ、続けて2つ「わるい世界のはなし」を聞いた。

ひとつめ。

入れ墨を入れると体温が下がる

何で「体温が下がる」のかはよく分からなかったけれど、その人によると、「こいつは怪しい…」と思ったら、何気なく相手の首の後ろのあたりを触ってみると、入れてる人はひんやりするので、「モンモンをしょっているかどうか?」が分かると言うのです。

ほ~!

ふたつめ。
最近、「循環取引」(商品もしくは製品がぐるぐる回っているだけで、本当の取引じゃない取引。たまに「回っているモノ」が存在しないときもある)による「粉飾決算事件」が頻発している。

この前も「おべんとうフライ」とかで有名な「加ト吉」の循環取引がニュースになっていました。
このニュースを見て、

「へえ~、『海老フライ』がぐるぐる『循環』してたのかなあ…。」

と冗談まじりに言ったら、そばにいた「金融関係の人」が、

そうだよ。冷凍食品って腐らないから、循環取引にもってこいなんだ。

彼によると、循環取引の際には、機械部品とか、冷凍食品とか、長期間循環しても、品質の劣化が少ないモノが使われるらしい。

「だから、会社のデューデリジェンスとかする時に、手形を発行した機械部品とか冷凍食品とかを扱っていると『循環取引』を一応疑うんだよね…。」

なるほど…。
循環取引における一種の「貨幣」の役割をしているんですな。
「貨幣」の必要条件は、「劣化しにくいこと」ですから、つまりは「パチンコ屋さん」の「景品交換所」に持って行く「品物」(たいてい、品物自体の価値はほとんどない、ものですが、『一種の通貨』なので)と同じと言う事ですね。

闇の世界」も奥が深いなあ~。
女体盛り」とは、むかし、いやらしいおじさんたちが熱海の温泉旅館とかでやっていたアレです…。
そして、恥ずかしながら告白すると7、8年前に一度だけ「女体盛り」をやった事があります。

発端は、サンディエゴのベンチャー企業とのビジネス・ミーティングがあり、その会社の社長さん主催の現地でのパーティに出席した時でした。
そのパーティーには15人ぐらい地元のうだつのあがらないベンチャー仲間が参加していたのですが、宴もたけなわ、私もかなり酩酊した頃に、二人の若者が私に近づいて、ぼそぼそと話しかけてきたのです。

「日本では、裸の女の人の体にお寿司をのせて食べるんでしょ?」

「ほっ???」

あっ、「女体盛り」の事か、ほんとは「おすし」じゃなくて「おさしみ」だけどね。

どういう経路で、このように日本文化が歪曲して伝わるのでしょう…。
と思いつつも私も酔っぱらっていささか良識を失っていたのと、英語での表現力が乏しい事もあいまって口をついて出た言葉は…、

「君たちは、実に『日本文化』についての造詣が深いねえ…。それは『女体盛り』と言って、古来より伝わる伝統的な儀式なんだよ。われわれ日本人は人生の特別な記念日にのみ執り行うのだが、儀式の際には『柔道着』を着用するのが習わしなんだ。」

こうやって「日本文化」が歪曲して伝わるのですよね…。

「君たちが、日本に来た際には、特別に『女体盛り』パーティーを開いて歓迎するよ!」

はっきり言って、酔っぱらっていた事もあって、「サンディエゴの貧乏ベンチャーが日本に来るわけない」とたかをくくっていました…。

後悔したのは、それから2年後、幕張メッセだか、有明の国際展示場だかの展示会会場からやつらの電話がかかって来たときの事でした。
電話の向こうから複数の口から発せられているとおぼしき「にょたいも~り」と実にうれしそうな声が聞こえています。

「ビジネスにおいて大事な事は、『信頼性と有言実行』」

どんな貧乏ベンチャー相手でも約束した事は守るべき!

私は、覚悟を決めて、知り合いのAV制作会社の社長さんに電話をし、1日10万円で女優さんを一人調達して、私が経営していたバーの個室に来てもらいました。

「今日のおしごとは…?」(女優さん)

「ぐっ…。今日は『本番』がない楽なおしごとです。裸でこのテーブルに寝てて頂ければよいだけです…。」

意味不明な説明を女の子にしつつ、店の若い者におすしを買いに行かせ、さっそく、彼女の体に盛りつけを始めました。

やってみると人間の体って、ほんとはとても『立体的』なんですね!

体に「おすし」を盛りつける作業は実に難しい、すぐころころ落ちちゃいます。

それから、やっぱりちょっと、どこにでも「素に置く」のは、衛生観念的に嫌なかんじがするので、局部周辺には「大葉」を敷いてみたりとデコレーションにも工夫をこらしました。

おすしを人間の体に盛ると、体が冷えます、と言うかおすしが温まるのと同じ意味ですが…。

「ごめんね。こんな仕事で…。」

女の子の足先を一生懸命さすりながら、奴らが到着するのを待ちました、もちろん自分はバカみたいに『柔道着』を着用して…。

到着した彼らが、よろこんだ事…。

You are the man ~!

…だって。

そこから先は、描写に耐えないので、ここらへんでやめときます。

そして、それから5年後、彼らの会社がグーグルに買収され、彼らは突如大金持ちになりました。
昨年のある日曜日、オフィスでひとり仕事をしていた私の元へふらっと一味の一人が遊びに来ました。
グーグルの極東太平洋地域のビジネスディベロップメントのマネージャーの名刺を持って…。

…ところで、お前の会社、資金の必要性はない?なんならグーグルから投資してもいいよ!

けっ!
知り合いに「エビ」が好きな女の子がいます。
この前も「今度ごはん食べに行こうか?」と言ったら、ぼそっと「エビ…」。

「カニ料理専門店」は世の中にいっぱいありますが(そう言えば、赤坂の「ストーン・クラブ」専門店「東京ジョーズ」も閉店してしまい、どこに行ったらストーン・クラブが食べられるのでしょう…)、「エビ料理専門店」は、最近めっきり店舗を見なくなった「レッド・ロブスター」ぐらいしか知りません。

ところで、「エビ」と言えば、若い頃に、実はあの「浜田幸一せんせい」に晩飯をごちそうになった事があります。
せんせーは、若い者を何人か引き連れて、とある「高級天ぷら屋さん」に入りました。

「ひゃっほ~!久しぶりにおいしいものが食える…。」

貧困層の救済も「政治家のつとめ」、なかば欠食児童化した若者たちは期待に目を輝かせていました。
すると「せんせー」、かっこよく「大人買い」ならぬ「大人オーダー」。

エビだ!エビだ!てんぷらはエビだ!エビ以外持ってくるな~!

さすが、ラスベガスで一晩に4億円すっちゃう御仁、スケールが違います。

次から次にカラっと揚げられて出てくるでかい高級車エビのてんぷら…。
はっきり言って、5本目ぐらいですでににきもち悪くなりました。

「なんだ、若いくせに食が細いな、もっと食え、元気よく食え!」

「せんせー」に「他のネタも頼んでいいですか?」とはとても口に出せず、「なみだ目」になりながら、もくもくとエビを食い続けました。

その晩、断続的な吐き気に襲われながら、自分が「巨大なエビ」に変身するカフカの小説のような悪夢にうなされました…。

あっと、バラエティ番組のオープンニング思いついた…。

出演者
蟹江敬三
蛯原友里

「エビで~す!」
「カニで~す!」
「二人合わせて、『甲殻機動隊』で~す!」

もう、どうでもいいか…。(このブログも最近、ネタが尽きてきた…。)
今週始めにオフィスが神谷町に移転しました。
引っ越してお昼を食べて、「まずは地元の神さんにご挨拶を…」と言う事で、愛宕神社にお参りに行きました。
「出世の階段のぼって、出世しよう!」と、階段を上って、途中から下を見たら、自分が「高所恐怖症」だった事を久しぶりに思い出させてくれるくらい急傾斜で、境内に着く頃には、息がぜーぜーしてました。

でも、境内は、桜が二分咲き、池なんかもあったりして、昼寝する猫と一緒にのんびり花見なぞ…。

さらに満開の桜を見たいと思っていた矢先、ある晩、知り合いが目黒川で花見をしていると聞き、「ご会食帰り」に、ほろ酔い加減で、目黒川へ…。



川端には見物に訪れた幸せそうな善男善女があふれています。
川に覆いかぶさるように咲く「夜桜」もよい風情です。

と、毎年、「桜の季節」になると思い出す事がございます。
あれは、12年前、1995年の春の事でございました。(なぜか「大奥百物語風口調」になっています)
3月20日の朝、前代未聞の化学テロ「地下鉄サリン事件」が起きて12人の犠牲者が亡くなり、世間が騒然としていた時節でした。

事件から2週間ほど経っても、世の中は不安に包まれて、「花見」などと言う気分はどこにも見当たらない年でございました。
それでも、そんな世情をよそに、その年も桜はきれいに咲いていたのでございます。

家の近くの道に沿って、まるで道を埋めるかのように満開に咲く桜…。

「世間は暗いけれど、今年も桜がきれいだなあ…」と思って、桜並木に近づいてみると、雨が降った訳でなし、強風が吹いた訳でないのに、満開の桜の木の下には、まるで「ぼたん」のごとく、首が落ちるように花の根元から「ぽとん」と落ちた桜の花が、そこここに。
花びら一枚一枚が舞う、桜のお約束の「花吹雪」とはほど遠い景色でした。

「なんと、縁起の悪い…。」

あれから12年、世情は少しは明るくなったのでしょうか?
世の人は、どんな気持ちで今年の桜を見上げているのでしょうか?

オウムの「菊地直子」とか、まだ捕まっていないどころか、行方すら分からない実行犯もいるんですよね。
(あと3年で時効になっちゃうのか…。)
先日、生まれて初めて「財閥の御曹司」なるものに会いました。

日本では、戦後GHQによる「財閥解体」が行われたので、「花より男子の道明寺財閥」みたいな「同族経営で売上数十兆円」みたいのはほとんど存在していないと思います。
(売上数千億円~数兆円ぐらいの企業だったら、それこそ創業者一族の退陣で話題になっている「三洋電機」のような例外的に同族経営ってのはありますけど…。)

と言う事で、くだんの「御曹司」は韓国の財閥の二代目です。
年の頃は、30代前半、ちょっとハンサムで、日本語がぺらぺら、当然ながら高そうな服を身に着けています。(久しぶりに「カフス」している人を見た。)

「飛行機が遅れてしまってすいません…」と言いながら、ビジネス・ミーティングの席に着いた「御曹司」。

会議の最中のふとした会話。

「その業種で言いますと参入している企業は、財閥系では、『うち』と○○の2社ですね…。

かっこええ…。
自分で「財閥」って言っちゃうんだ…。

で、会議で配られたその「某財閥」の日本語版パンフレットをめくると、1ページ目に創業者である会長さんの写真が。
御曹司とは似ても似つかない、いかついおっさん顔

きっと、奥さん(おかあさん?)がきれいなんだろうなあ…と。

そう、成功した起業家は、地位と名声と莫大な資産を手に入れるので、ついでに「きれいな奥さん」も手に入れる可能性が高い。
だから、男の子が生まれると、二代目は「F4」のようにハンサムになる可能性も極めて高い。
(男の子はお母さんに似るって言うしね。)

例えば、画期的なネットサービスの「GyaO」を運営するU社。
二代目は、評判のハンサム。

宇野康秀さん


で、創業者の「先代」は、これ。

先代


これは、経営者だけではありません。

安倍晋三首相はこれ。




で、お父さんの故安倍晋太郎さんはこれ。




う~ん…、やっぱり二代目の方がハンサムな気がします。
もちろん、起業家でもサイバーエージェントの藤田さんやGMOの熊谷さんみたいに、ハンサムな経営者もいますけど。(熊谷さんはお父さんが実業家だったから、この仮説の意味では『二代目』かも)

でも、典型的な「創業者顔」というと、やっぱりソフトバンクの孫さんとか、ホリエモンとか、「ハンサム」とは言いがたいけど、「強い顔」ってかんじがします。

はてさて、今から十数年まえ、昭和天皇が崩御され、「大喪の礼」に各国の代表、使節が参列した時の事です。
延々と中継されるテレビの画面を見ながら、「一つの法則」に気付きました。

発展途上国ほど偉い人の夫人がきれい。

こんな事言っちゃいけませんが、アフリカ諸国の夫人は、みな若くて美しくて「モデル」と見まごうばかりです。
発展途上国ほど権力者は、国内における生活水準の格差を利用して「富」だけでなく「美」を手に入れる事ができます。
また、権力の象徴として、社交の場における「美」を必要とします。
日本でも鹿鳴館時代に、明治政府の要人たちが、美しい芸者さんをこぞって「お妾さん」にして、社交の場に登場させたのと同じです。

一方、ヨーロッパ先進諸国の夫人たちは、お世辞にも、あまり美人とは言えないかんじでした。

きっと、外見の美しさを凌駕する、知性や品格や優しさをお持ちなのでしょうし、先進国のエリートたちは外見の美しさより内面の素晴らしさを重視したのでしょう。

この法則は、「発展途上国ほど、首都にでかい噴水が多い。」にも通じる所があります。

そんでわたしが若い頃、同じ職場で働くコロンビア大卒のアメリカ人のにいちゃんと家で酒を飲みながら、職場の女の子の話になりました。

「○○って好みだな。」(わたし)

「え~!あいつ性格悪いじゃん。」(アメリカ人)

「でも、顔かわいいじゃん。」(わたし)

「本気でそんな事言っているの?軽蔑されるよ!」(アメリカ人)

普段は、バカな事を一緒にやっているアメリカ人のあんちゃんが、真顔で私を非難しているのを見て、
「アメリカのエリートに女性を顔で選ぶなんて言うと本気で軽蔑されるんだ。」と言う事をその時学びました。

今でも、大抵の日本人男性(けっこうなエリートでも)は、「きれいな女性がいい」もしくは「知性よりは外見重視」だったりするのではないでしょうか?
(当然わたしだって、その要素を全く否定できる自信はありません)

日本が精神的にも先進国になって、エリート男性が女性の内面を重視するようになれば、「F4」は生まれなくなるのでしょう。

と言うか、台湾や日本で「花より男子」が流行るのは、「アジアの後進性の証拠」なのかもしれません。
(金持ちでかっこよくて自分にだけ優しい男がいい、と思っている女性も同罪です。)


最近、きもち悪いニュースが多いです。

夏川純の「年齢詐称疑惑」。

23歳だろうが26歳だろうが、どっちでもいいです。かわいいし…。
大体、女性に年齢聞く事自体「失礼」です!
彼女が企業に就職しようとして履歴書を虚偽記載したわけじゃなし、一体その事の何がメディアや社会から糾弾されなければいけないのか分かりません。

プライベートな事まで、正確に公表しないと気が済まないメディアも(メディアは「売れるため」にやってるんでしょうけど)社会も、はっきり言って「病的」です。

そんな事がどんな権利をもって誰が要求できるのでしょう?

って思っていたら、「Friday」の中刷り広告で、「おぎやはぎ」の小木がAV女優と浮気していた記事の見出し。

嫁&《義母》森山良子に追及されて「女が悪い」と“卑劣”弁明
だって…。

そりゃ、浮気したんだから、嫁にとっては「卑劣」かもしれないけれど、そんな事、関係ない第3者から「卑劣よばわり」されるおぼえはないはず…。

っていうか、あんた小木の何ですか?ってかんじなんですけど…。

「ああ、なんかきもち悪い…」、って思っていたら極めつけがありました。

「mixi読み逃げ」ってダメなの?

友人のmixi日記を読み、コメントを残さずに立ち去る「読み逃げ」を失礼と感じるユーザーが増えていると言う記事なのですが、一体どういう事なのでしょう…?

足跡はあるのにコメントが残っていないと「自分の日記を覗き見されているようで不快…」と言う事らしいのですが、はっきり言って「気が狂っている」(あまり使ってはいけない言葉です)としか思えません。

日記を覗き見されたくなかったら、大規模SNSなぞに公開せず、鍵のかかる机にしまってある日記帳に書けばよいのです。
読んでほしい人には読まれて、読んでほしくない人には読まれたくない、みたいな事はただのわがままっていうか、理論上、不可能です。

山手線の座席で、自分に昨日起きた事をぶつぶつひとりごと言っておいて、隣りの女の子に「おまえ黙ってオレのひとり言盗み聞きしたな!」と怒っても、それを理解してくれる人は皆無でしょう。

合コンやお見合いパーティでも、話の中身がつまらなかったら、回りの人に会話を強要する事はできないでしょう。
(やさしい女の子がお愛想してくれるかもしれませんが…)

この「肥大しきった権利意識」と、「自己中心的な感覚」、「他者への過剰な期待と要求」…。

私には、申し訳ないですが、「人間の皮をかぶった醜いおばけ」にしか見えません。

日本は、ほんとにどうなってしまうのでしょうか…?

なんか、外国に脱出したい気持ちになってきました。