❏87番札所 長尾寺
寺院駐車場は山門横です。
86番札所 仕度寺(しどじ)より約16分
88番札所 大窪寺より約26分
※交通事情、時間帯により誤差があります。
長尾寺仁王門
日本三大名門といわれる「三つ棟木」という珍しい工法で作られています。
仁王門前には古い石碑が保存されています。
鐘楼門でもあります。
仁王門をくぐると・・・
中央に本堂 右:大師堂 左:護摩堂と見えてきます。
縁起
天平11年(739)、行基が柳で聖観音菩薩像を刻み本尊としました。
その後唐から戻った大師は、
この地を訪れ「大日経」を一石に一字ずつ書写し
供養塔を設立し、その時に真言宗に改宗。
天正の兵火で本堂以外は焼失するが、
江戸時代になって藩主松平頼重の祈願寺となりました。
手水舎
本堂
御本尊
聖観世音菩薩
お正月7日(※大会陽開催日)福餅の投下があるそう✨
大師堂
護摩堂
薬師堂
境内は廻廊で繋がっていまして奥は墓地となっています。
静御前剃髪塚
母(磯禅尼)と共に静御前が得度剃髪した遺髪が祀られています。
京都の神泉苑で舞を披露し雨を降らせた静御前。
源義経にみそめられ、側室に。
義経は3番札所金泉寺で必勝祈願し屋島へ。
その後静御前は実母と得度を受けたとあります。
神泉苑の記事も良ければご覧ください^^
3番金泉寺の記事もよろしければ^^
天神宮
平安時代に明印という僧が当寺にいました。
讃岐国司である菅原道真公と親交厚く、
道真公が九州へ左遷の際、志度浦に出て
詩を送って慰めたという。
道真公も詩と自画像を明印に与え別れを惜しんだという。
この故事により当山鎮守としてお祀りされています。
天神宮の鳥居奥にあります開運石
厄除け玉でお祓いできます(。-人-。)
楠の御神木
別角度から^^
存在感ありますね✨
方丈(納経所)
ところでこんなニュースを見た事ありますか?
※画像はさぬき市の観光ガイドHPよりお借りしました。
大鏡餅と三宝をあわせた約150kgを持ち上げ、歩いた距離を競う力比べ大会。
この※大会陽(だいえよう)開催地がここ、長尾寺です(毎年1月7日)
コロナ禍でR6年現在 開催されていません。
開催が待たれます(。-人-。)
長尾寺の納経印と大師納経
御影と御詠歌札
記念カード
唐の皇帝は空海が5つの書体を見事に書き分けたので
御筆和尚の称号を贈られた。(説明文より)
86番札所 仕度寺(しどじ)へ
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長尾寺さんを巡りまして。
1巡目は逆打ちでしたし
4巡目をのぞいて
ずっと香川霊場は88番を残して
87番から逆打ちで入るので
いつも初日の1カ寺目になる長尾寺さんです(。-人-。)
静御前に想いを馳せる札所です(。-人-。)
1月7日の大会陽の力餅のお祭りも興味津々で
開催が待たれます。
駐車場に着いた時に
お手洗いがとても近代的になっていたのが印象的でした✨
お手洗いが綺麗だと有難いです(。-人-。)
今日も更新記事にお付き合い下さりありがとうございます✨
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この記事は令和6年3月26日に更新しました。
■1巡目
【23→1】 2016.11.23~24
【88→60】(62・61のみ次回に) 2016.12.18~19
【59→62・61→24】 2017.1.14~16結願
■2巡目
【24→43】 2018.6.11~13(別格20霊場と共に)
【 1→23】 2019.10.28~31
【44→75】 2021.11.29~12.1
【76→88】 2022.6.19~20結願
■3巡目
【1→10】 2018.1.14 2019.1.13
【11→21(18のみ除く)】 2020.1.11~1.12
【18・30・33・34・36】 2022.1. 8~9
【87→71】2022.7.22~23
【22→49(30・33・34・36を除く)】2022.8.23~25
【50→70】2022.12.17~18
【88】2023.1.14 結願
■4巡目
【29・32・28→1】2023.1.20~22
【30・31・33→64・60】2023.2.8~10
【65→70・71~77(歩き)・78→88】2023.2.21~23 結願