今年4月に別格霊場1番~3番を巡礼して以来
約2カ月ぶりの四国入りとなりました
今回も夜22時に自宅を出発し
母、妹、今回は姪っ子(27歳)をピックアップ。
なぜ毎回深夜出発?と思われるかもですが、
妹が連休を取ると
連休前日はほぼ自動的に遅勤になるからなんですどんまいです
鯖大師本坊に深夜3時半到着。
寺院駐車場にて、束の間の仮眠。
しかし目覚めは4時半。
眠れたのか眠れていないのか、ほぼ毎回徹夜に近いです
もうこの時間は明るいのですね。
鳥のさえずりが心地よいです
ゆっくり身支度を整えました。
心配されていました台風もどこへやら?
お天気が良くなり助かりました
寺院駐車場にあります馬頭観音堂
今回の巡礼の交通安全を祈願いたしました
水かけ地蔵尊
深夜に到着した時は流石に怖かったです
高知県には至る所に海抜を示す看板があります。
別格四番札所 鯖大師本坊。 四国八十八ヵ所霊場の番外札所にもなっています。
約1200年前、
この難所である八坂八浜の地で弘法大師の夢枕に行基菩薩が立たれ
この地を霊地とされました。
そこに塩鯖を背に積んだ馬と馬子が通りかかり、
弘法さまは塩鯖を一つ施して欲しいと告げますが
叶わず行ってしまいます。
ところがその馬が突然腹痛で動けなくなってしまい、ここで馬子は
自分の間違いに気づき、改心するのです。(かなり端折ってます)
詳しい縁起物語を知りたい方はこちら。→HPに飛びます。
弘法さま、神通力を沢山お使いです
そしてその馬子は
この最も難所のこの場所にお遍路さんの救いの場所となる行基庵を作り、
弘法さま自作の尊像と行基菩薩像をお祀りしました。
それが現在の鯖大師本坊です。
山門はなく仁王様がお迎え下さいました。
本堂
御本尊 弘法大師
開基 行基菩薩
大師堂
鯖を3年絶って願い事をすれば叶うとされます。
『鯖と知っては3年間「○年、○月、○日の本日より」食べませんから
この願いを叶えて下さい。』 と絵馬に印字されています
鐘楼
多宝塔
ご住職さまが扉を開けて下さり、
塔の内部に入ることができました。
天女の絵が全壁面に描かれ、
陽の当たり具合で浮かび上がるものもあるとか
護摩堂へは靴を脱いで参拝しました。
仏足よりお香が出ていまして、足裏をお清めします。
堂内では四国八十八ヵ所と別格霊場のお砂踏みが出来ます。
蓮の花の上をそれぞれの御本尊の御真言を唱えながら進みます。
一番奥に、大きな護摩壇があり、お不動さまがおられました。
なんとも神聖な場所です
私達が参拝する直前に、ご住職さまが灯して下さった
「交通安全」のロウソクに感謝が込み上げました
お心遣いありがとうございました
ここで人型の護摩木(30センチ位の大きさ)に
不動明王梵字の印を「良くしたい箇所に」押印し、父の無病息災を祈願をいたしました。
納経のしるしとして鯖大師百万両と
護摩供のしるしとして金のお札を頂きました。
鯖大師本坊の御朱印
御影と散華
鯖大師本坊、
23番札所 薬王寺より26分
24番札所 最御崎寺より1時間10分です。
お時間ありましたら、ぜひお勧めしたい札所です。
鯖大師本坊
このあと、
24番札所 最御崎寺へ向かいます。
四国別格三番 慈眼寺はこちらです。
四国別格五番 大善寺はこちらからどうぞ。