担々麵vsかものはし | かものはしの口遊〜くちずさみ〜

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島根から札幌に来て18年目。相方、娘に猫(雌)も加わり、居場所が徐々に奪われていく様子を口遊みます

今日の夕飯は担々麵。

辛い物が決して得意ではないかものはし。
しかし、たまに無性に食べたくなる時があります。
以前、中華のお店でその症状が出てしまいました。
宮崎に帰省した時には辛麺も食せるようになった今、中華料理の担々麵程度は敵ではないわ!と挑んだものの、中華料理の本気を見せつけられました。
それからしばらく担々麵とは戦いを避けておったのだが、今日は何故か担々麵。
しかし今日はファミレスである。
ファミレス程度の担々麵なら、わしでも勝てるのではないか。
そう思って数年ぶりに挑んだ担々麵だったが…
 
…ちっとも辛くないのだが。
何だこれは。肉の乗ったラーメンか?
辛味がちっともありません。子供でも食べられます。
しかし、わしが挑もうと思った担々麵はこれではない。
宮崎の辛麺で修業をしてきたわしの心意気をどうしてくれる。
ついてきた花椒と辣油を駆使して、どうにかちょっと担々麵っぽい味に調整は出来ました。
が、わしが食べやすい辛さに調整された担々麵など担々麵ではない。
料理の暴力ともいえる「これでも食らえ」的な味こそが担々麵ではないか。
いつかまた、忘れた頃に担々麵と戦う日がきっとやってくるであろう。