今日も多忙を極めた職場。
そんな中、なぜか外回りの人たちの研修に参加することになったかものはし。
何故、わしも呼ばれるんだ?
営業の目標づくりをしてるからか?
4年前までは、わしも外回りをしておりました。
懐かしいのぉ、この面倒くさい感。
そんなわけで、外回りの人たちと一緒に研修を受けてきました。
講習会を催したのが上司だったし、講師役の方々はよく知ってる人たち。
そして何故か席に座ってるかものはし。
最初は講師が説明をして…うむ、時間がまだあるのぉ。
「では、グループを作って実際にやってみましょう」
やっぱり、このパターンか。
こういう会議でつきもののロープレ。
これがドラクエとかFFなら楽しかろう。テイルズでも可じゃ。
しかし、さにあらず。
実際に営業のシミュレーションをグループでやるのである。
…これ、わしもやるのか?
念のため言っておくが、外回りの人たちと担務が違うのよ?
わしは外で営業しないよ?
というか、役職がちょっと高いよ?
それでも人数合わせのようにグループのロープレに参加。
外回りしていたころ、こういうのやってたのぉ…と思い出しながら参加してきました。
さすがこの4年、外回りを外れたもののデスクワークで地獄を見てる男。
知識だけは浮かぶようである。
ほぼ、外回りの方々のアドバイザー的に、意見を出してみました。
一応ここは上司としていいところを見せられたであろうか。
ここでスカウトしてもらって、外回りに戻らせてもらうことは出来ませんか?
そしてグループでのロープレを終え、続いて発表。
先にも言ったように、講師役の方々はよく知った方。
そして、何故か場違い的にわしが参加してるわけである。
あ、これは講師役が当てやすいのぉ、わしを。
ちょっとみんなが困ったら「それじゃ上司のかもさんから見本を見せてもらいましょう」的にふられるパターンじゃのぉ。
たぶん、最初の2~3人は適当に当てていって、締めのあたりでわしじゃのぉ。
グループの人たちが答えてもよさそうなものだが、しかしきっとここは、わしにふられる。
何故か確信しつつ、当てられるのを待つばかり。
見よ、講師役の人が明らかにこっちを見ておったではないか。
わしの営業スキルを知っての所業か。おのれ、図ったな。
そして、ここでチャイム。
どうやら計算が狂ったようで、2人しか答えてない段階で終わってしまいました。
幸か不幸か当てられなかったのぉ。
わしの実力を見せてやるものぉ。惜しいことをしたものだ。
これを機に、わしを外回りにスカウトしてくれませんか?
デスクワークより、外回りの人たちと話しながらやるほうが性に合ってる気がするわ。
というか、算数や国語が嫌いで体育好きなのだから、適材適所を考えていただきたいものである。