ご家族を呼んでください | かものはしの口遊〜くちずさみ〜

かものはしの口遊〜くちずさみ〜

島根から札幌に来て18年目。相方、娘に猫(雌)も加わり、居場所が徐々に奪われていく様子を口遊みます

今日は珍しくなかなか平和にお仕事。

他の職場に行ったり、みんなで買い物をしたりして、さてもうすぐ終業時間。
今日は何も仕事が出来なかった。
「よーし、残業だ!」
と、下町ロケットの軽部さんごっこでもしようかのぉ…と思ってたところで、スマホを見たら妹からLINEが来ておりました。
 
「入院することになりました」
 
どういうこと?
というか、どうした?
というか、どうするん?
というか、こういう時は電話しろよ。
仕事中にLINE見るわけないじゃん(表向き)
 
一応、心配して電話をすると
 
「17時に、ご家族の方に来てほしいって」
 
だから、それなら電話しろー!!
LINEに既読がつかない辺りで察しろ!
もう17時前じゃん。
しかし相手は入院患者。
遅れるが、いいか?と確認すると、大丈夫とのことなので、一路病院へ。
この時期の札幌で、しかも帰宅ラッシュ時間にすいすい進めるはずもなく、17時半にようやく到着。
これでも早い方だと思うぞ。
しかし病院へ着いても妹から連絡なし。
フロントで聞くと、もう入院してるというではないか。
病室を聞いて行くと、今度はベッドごと無い。
どういうことだ?とナースステーションに確認すると
 
「17時から手術中ですね」
 
全然間に合わんではないか!
何が大丈夫だ。
17時に手術ならそれも教えろ!
どのみち間に合わんのなら、あと20分で終業なのにわざわざ早退してこんわ!
 
そしてもうそろそろ終わる…と言われてから30分以上経ってようやく手術を終えた妹。
その後、お医者さんに状況や手術経過を聞いたが、どうやらなかなか手遅れに近い盲腸だったようです。
最初に胃炎と言われてたが、その後違う病院で盲腸が疑われだして4つの病院を渡り歩いての手術。
そりゃ手遅れに近くもなるさ。
4,5日の入院が必要とのことで、妹のところにいくと、さすがにグッタリしておりました。
まぁ、無事に手術も終わってよかった。
明日の血液検査までは寝てなければならんが、それ以降は多少は動けるよう。
手術前に、実家にも電話したらしい妹。
それを聞いて母親は宮崎から北海道へ来る勢いだったようで、妹からは止めるように言われたが…とりあえず、伝えてはおいた。
あとは来たとしたら、それは母親の自由意志である。わしのせいではない。