運河の宿 小樽 ふる川へ | かものはしの口遊〜くちずさみ〜

かものはしの口遊〜くちずさみ〜

島根から札幌に来て18年目。相方、娘に猫(雌)も加わり、居場所が徐々に奪われていく様子を口遊みます

8年前の11月18日に島根から小樽港へ上陸したかものはし。
19日に鍵を受け取り札幌に住み始め、20日から仕事始め。
誰も知り合いがいない中で不安だった生活から8年。
今じゃ、相方に娘に加え札幌での友人も出来て、ありがたい限りである。

そんな訳で、二年に一度、初心を思い出すべく小樽へ泊まりがけで出掛けております。
北海道での第一歩を踏み出した土地ということで、札幌と並んで第二の故郷と思しめる小樽。
今年はその二年に一度の当たり年。
毎回ウィングベイのホテルだったのだが、今年は初めて運河近くの「ふる川」へ行ってきました。

小樽港に立ち寄って「ここから上陸したのぉ」と感傷に浸りつつ、ふる川へ到着。
温泉宿として名高いふる川。
さすがサービスがいい。いきなりウェルカムドリンクがワイン。
しかも誕生日ということで写真のサービスまで。
さすがわしの第二の故郷。わしのハートを鷲掴みだわ。
 荷物を置くと、さっそく観光を開始。
小樽は何度来ても観光地として楽しい。
特に相方は好きな店が多いので、あっち行ったりこっち行ったり。
最近は娘も硝子の飾りが気になり始めたようで、興味深そうに見ております。
もう2~3年したら「お父さん、買って~」ってなるんだろうか。
うっかり買ってしまいそうだわ

  メルヘン交差点辺りは、何度来てもテンションが上がる。
絶好の写真スポット。ここで何枚写真を撮ってブログにアップしてきたであろう。


そろそろ夕飯でも…と、小樽バインへ。
娘が生まれる前までは何度も来ておったが、娘が生まれてからは初めて。
ワインが大好きな相方だが、娘を授かってからずっと禁酒だったので大好きなワインも飲めず、ここにも来れてませんでした。
ようやく、3年以上ぶりに来て、さっそくワインをいただきつつ食事。
 娘も思った以上にお利口さんで食べてくれてました。
特にドライフルーツ。あんなに喜んで食べるとは。ケーキよりも食べておった。
相方もワインが飲めてご満悦の様子。顔を真っ赤にして飲んでました。
わしもスパークリングワイン「ナイアガラ」をいただきました。
ちなみに、誕生日プレゼントは要らんと言っておったが、ルタオに立ち寄った際にナイアガラのチョコは所望してもうた。
あれは大好物。小樽へ来た方には皆にオススメしたい一品である。
 帰り道に小樽運河へ。
さすが寒い時期の夜。絶好の撮影スポットに観光客が一人もおらんかった。
ここが貸切なのは何度も来ておるが初。
さすが誕生日。観光客としての運を持っておるようだ。

一通り小樽の観光をして、ふる川へ。
ここの売りの温泉を満喫しようと、まずは大浴場へ行ってきました。
 他にお客さんがおらんかったので、男湯を撮影。
リンゴ風呂。余市の落ちたリンゴを浮かべておるらしい。
すごくいい香りであった。
リンゴの入ってる段ボールの香りを嗅ぎながら入ってるような贅沢さである。
 更にその後には貸切の家族風呂。
写真では古びた感じに見えてしまうが、文句なしの贅沢さである。
…いや、ちょっと洗い場は文句あるかのぉ。
しかし湯加減、湯質、香り、その辺りは文句なし。
さすが温泉で売ってると言うだけあります。
 温泉もあがって、あとは部屋で誕生日パーティー。
娘がハッピーバースデーを歌ってくれる中、ルタオで購入した誕生日ケーキを美味しくいただきました。
小樽ワインも買っておったが、お腹いっぱいな上に歩き回って、風呂に入った訳である。
眠くならないはずがない。
買ったワインはまた今度。
こんな誕生日を企画してくれた相方には感謝感謝である。
 部屋から見下ろす小樽運河。
この風景だけで観光客的に萌えるわ。