ドロー4警報発令中 | かものはしの口遊〜くちずさみ〜

かものはしの口遊〜くちずさみ〜

島根から札幌に来て18年目。相方、娘に猫(雌)も加わり、居場所が徐々に奪われていく様子を口遊みます

職場仲間が「あんこう鍋セット」なるものをゲッチュ。
ということで、あんこう鍋パーティーをすることになった。イン我が家。

去年も「鴨鍋パーティー」を我が家で開催したが、今回が第二弾とのこと。恒例行事にするつもりか!!
仕事の終わるころに急遽決まり、各々で鍋の食材を持ってくるように通達。働かざるもの食うべからず。食材を持ってこない者に食う資格はない。食べ物を見つけられなかったウサギが自らの身を炎に投じて恩人に捧げた、どっかで聞いた物語を見習うように。

ということでめいめいに鍋の具を持ち寄ったのはいいが、鍋といえば白菜なのだろうか。白菜が3玉も集まった。安直すぎる。もっとヒネリが欲しかったのぉ。
とか言ってたら、誰かの持ち寄った具の中にナマコがおった。しかもたくましくパックの中をグロテスクに動き回っておる。こいつはヒネりすぎじゃ。限度を知れぃ。

具材を持ち寄ったはいいが、ところで鍋は誰が持ってくるん?という話になったのは食材を一通り確認してから。大至急、友人のご家族の方に持ってきて戴いたが、思いつきで鍋をするのは別にいいが、最低限のところは考えて企画してほしい。プロミスのCMくさい展開であった。もしくはクゥ~ちゃんに計画性の大切さを教わりかねん展開だった。

酒もあまりなかったが、幸い年始に友人達が泊まりにきてた時の酒が余っておったのでそれと日本酒でどうにかした。案外どうにかなるもんだ。

あんこう鍋はまぁまぁ美味かったが、やはり3人前を5人で食うとあんこうはいつの間にか絶滅しておった。他にも結構具を入れて豪華になったが、結局使った白菜はひとつだけだった。それでも大したものではないか。


鍋を食い終わってから、UNO大会を開催した。
UNOのルールについてはどうやらそれぞれの地域によって微妙な違いがあるようで、まずは「ドロ-4の返し方」とか「ドロー2の返し方」とか「一度に複数のカードを出していい場合」について意見の統一を図るのに随分時間がかかった。
わしが育った弓道部ルールではドロー4は、出してが指定した色と同じ色のリバースやスキップでも返せたが、それは認められなかった。
替わりに数字と色が同じカードなら順番が回ってきてなくても無条件に割り込めるというルールは採用。UNOにスピードをスリルをもたらすこのルール無くしてUNOは成り立たん。

始めはルールを確認しながらだったが、次第に慣れてくるとテンポよく試合が進み、10時過ぎに始まったかものはし杯UNO大会は3時過ぎまで続いた。
何十回やったかわからんが、最下位になったのはわずか2回と、弓道部UNO支部員の面目躍如といったところか。ただ勝ちきれない試合が多かったあたり、もう一度腕を磨いて出直さねばならん。
しかしドロー4の応酬のような展開だった。明らかに来週からの仕事に禍根が残りそうな戦いも幾つかあった。数試合は伝説として語り継がれるだろう。


しかし、明日は仕事なんだが、本当に大丈夫なんだろうか。このまま徹UNOになりそうな勢いだったが、徹プヨや徹桃とかとは訳が違う。