HYニューアルバム「Whitsle」発売 | かものはしの口遊〜くちずさみ〜

かものはしの口遊〜くちずさみ〜

島根から札幌に来て18年目。相方、娘に猫(雌)も加わり、居場所が徐々に奪われていく様子を口遊みます

連休二日目のかものはし。
今日もトモダチコレクションのお留守番を言い渡されておったが、幸いにしてこれが動機でどこかへ動くような事態にはならず、不変な一日を過ごしておりました。
わしの辞書にも反省の2文字くらい載っておる。昨日から
あんな調子で暮らしておったら、トモダチコレクションのせいで命の危機すら味わいかねんからのぉ。
「あげいも食いに行って死亡」など、どうして墓石に掘れるであろうか



今日はついに、HYのアルバム発売日!
正確には明日なのだが、一日前に置いてあるはずなので宮の森ツタヤへ行ってきました。
最高気温マイナス5℃という常軌を逸した気温を記録する札幌。
こんな日こそ車で出かけると思ったら大間違い。
こんな滑りやすい日こそ、迷うことなく徒歩でツタヤへ向かうかものはし。
本州の人間がどれだけ凍結路面を怖がっておるか、この様子から痛いほどに伝わることでしょう。



マイナス5℃の中、散歩を嗜むかものはし。
札幌の中では高級住宅街と名高い円山地区。
そんな中を散歩するのである。
この辺に住む人の家はどんな豪邸なんだ…と、住宅鑑賞をするのがわしのささやかな散歩の楽しみの一つ。
通報されない範囲でキョロキョロと家を横目で見ながら鑑賞しておりました。
さすがこんな地価が高い所に家を建てるような方々は、土地の使い方が豪勢じゃのぉ。
そして、お偉い人には変な人が多いというのを反映するかのように、変な形の家が多い。
芸術のつもりだろうが、芸術のセンスもないのに自分の趣味を丸出しにして家を建てる方もいらっしゃるようで、嘆かわしいにも程がある
この近隣の方のセンスまで問われかねない、建築段階からご近所トラブルが起きそうなお宅が散見されました
そんな家はいらんが、そのうち、ここを散歩しておったら



「そこのお兄さん、この家をあげようか、いやいや、お金なんていいんだ。あなたのような人に貰って欲しくて」



と言ってくれる優しいおじい様おばあ様に出会って、円山の家を貰うのがわしのささやかな夢である。
今日も散歩しておったら出会えないかと思ったが、今日は出会えんかった。
曲がり角を曲がったら、ぶつかったおじい様かおばあ様と運命の出会い…などという展開は無いかのぉ。
もちろん、ぶつかった女の子と運命の出会い的な展開ではない。
ぶつかった拍子で息を引き取る間際に、あなたに家を譲る的な遺書を書いてくれる気前のいいおじい様おばあさま限定であるが。
出来ればここ10年くらいで叶えたいと思うので、これをお読みの円山界隈の家持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひ一声お掛けください。
生命保険等の手続きもございますので



そして冷たい雪の吹きすさぶ中、宮の森ツタヤへ到着。
そして2年ぶりに発売のHYのニューアルバム「Whistle」
前作を買った時は、そういえば西武に寄ったりしておったのぉ…などと思いつつ、今年は雪に吹き付けられながらツタヤからまた歩いて帰りました。
帰りにスタバで身体を温めてから帰宅して、聞いておった。
「告白」、ちょっとヤバいわ。
他にも「哀しみの向こう側」「Answer」「帰り道」と、切ないけどいい曲が多かった今回のアルバム。
そして「時をこえて」。先行シングルの「レール」
ううむ、いいアルバムに仕上がっておるではないか。



初回版のDVDには、2ndアルバム収録曲「隆福丸」と同名の新里くんの祖父の船が町で保存されるということでその式典の様子が収録。
更には未発表曲まで。
この未発表曲がまた良さそうなあたり、ちとズルいのぉ。
次回のアルバム収録予定らしい。まだ二年は先の話だろうがのぉ。



そして相方が帰って来ると、円山バスセンター前の焼き鳥と蕎麦の店「円山古今」へ。
先輩から美味しいと教えてもらったこの円山古今。
夜になって殺人的な寒さの中を歩いて到着。
これだけ身体が冷えたら、さぞ焼き鳥とお酒はおいしいのぉ…と扉を開けた瞬間、あることを悟ったかものはし。



ここは、小銭で払えるお店ではないのぉ
焼き鳥と蕎麦というからもっとお安いかと思ったが、まるで料亭を思わせる長い入口から始まったお店。
そして靴を脱ぐと、お店の人に靴を任せて掘りごたつの席までご案内。
…つい先日、こんな案内をしてくれたお寿司屋があったのぉ…と思いつつ席に座り、まずは焼き鳥を注文。
そして注文からわりと早く料理が運ばれてきたではないか。
炭火で焼かれた焼き鳥が美味しい。
塩もいいがタレが結構甘めで美味しかった。肉もいいがマイタケの串焼きが美味しかったのぉ。
そして蕎麦ももちろん美味しい。
季節ということで牡蠣南蛮ソバを食べたが、どんだけ入ってんだってくらい牡蠣が入っておった。
これだけ食ったらどっかで当たりそうなくらいである。
そして、焼酎の蕎麦湯割りなんてのがあるというので、蕎麦焼酎を注文し蕎麦湯割りにしてもらったが、なるほど、これはアリじゃのぉ。
蕎麦湯のおかげで飲みやすい上に、蕎麦の香りがすごくいい。
これは酔うのぉ…と思いながら、優雅に食事を楽しんできました。
お支払いは、もちろん小銭じゃ済まなかったのぉ。



Dsc00136



そして寒空の下を帰ろうと思ったが、あまりに寒すぎたのでスタバで温まってから帰宅。
よく考えたら、相方は円山古今で冷酒に冷蕎麦しか食っておらんかった。
この氷点下の中、どんだけストイックに生きるつもりなんでしょう。さすが札幌の人は違うのぉ。



そういえば、来年の大河の主演・お江役に上野樹里らしい。
さすがにそれは予想出来んかったのぉ。するとまた、瑛太が出てくるっぽいのぉ。