横浜vs巨人 テレビ観戦開幕 | かものはしの口遊〜くちずさみ〜

かものはしの口遊〜くちずさみ〜

島根から札幌に来て18年目。相方、娘に猫(雌)も加わり、居場所が徐々に奪われていく様子を口遊みます

プロ野球開幕から一ヶ月。
ようやく放送された「横浜vs巨人」のプロ野球中継。

…開幕戦でもこの顔合わせだったはずなのに、北海道地区では放送されなかったこのゲーム。
何しろ、この枠を使って日ハム戦が放送されておりました。ダルビッシュが投げる試合を放送しないはずがありません。

まぁ、ここ数年優勝から遠ざかっている2チームのゲームより、今季最下位とはいえ昨年優勝の余韻の残るチームの試合を放送する方がまだ盛り上がるというのも分かるが、TBSが親会社になって放送が増えるかと思いきや、まさか初のテレビ観戦に一ヶ月かかろうとは。
その代わり見る日ハム戦。…いやいや、危ないのぉ。ダルビッシュが登板する試合なんて見せられたら、思わずファンになってしまうではないか。

そんな感じで、今日は初テレビ観戦ということで楽しみにして帰ってきたかものはし。
テレビ観戦といえば、お酒を飲みながら横になってのんびり観るのがジャパニーズオヤジ
ということで、酎ハイを買ってきてスタンバイオッケー。今日の先発は横浜が昨年のホールド王の加藤と、巨人は新人金刃。
昨日は打撃戦を制して、もし今日勝てば単独首位も見える横浜。J2首位に立ったコンサの勢いそのままにベイも続けとばかりに午後7時、チャンネルを合わせると…

3回終了。0-8


…あれ??
何ですか?この8失点って。今日は工藤が先発ですか
昨年はあれだけ中継ぎで安定感を誇っていた加藤、先発に戻ったらまたこれかい!

しかし、いかんのぉ。確かに今年の巨人の上位打線はちょっと厄介だというのはまだ分かる。が、どこの馬の骨とも知れない外国人にスタンドに運ばれちゃいかんだろ。
しかも、何でこんな選手を獲得したんだ?みたいな補強で巨人に入った小技の効いた選手が、ここに来て要所で使われてたり、意外な原野球のスキの無さにビックリ。
一方の横浜は、今年もまた大味な打線を、伏兵的な中継ぎ陣が試合を作って奇跡の3位。
仁志の加入で刺激を受けるかと思ったら、石井・種田・金城のベテラントリオが要所を締めるバッティングを披露し、一ヶ月経った現在、打ちも打ったり打率一割台。世代交代を推し進めようとする潔いまでの心配りに、奮起するのはこの期に及んで鈴木尚に佐伯の潔くないベテランコンビ。
若手はといえば工藤を見習えとばかりに追浜行きも厭わない成績を叩き出し、電車で老人に席を譲るが如くベテランからポジションをあえて奪わないハートフルな野球を披露。

投手陣に目を向ければ、移籍の多村と比べられる宿命を負った寺原の獅子奮迅の活躍以外は、川村が奇跡の防御率0点台、出れば打たれる三浦、湘南へ若手育成に向かった工藤と、どうやって勝率5割をキープしてるのか不思議でならない投手陣に、相手チームのデータにない若手をつぎ込む中継ぎ陣。抑えに渦中の那須野を起用という話題づくりにも気を配るあたり、さすが大矢野球と言ったところか。

しかしまぁ、今日のところは0-8。全く金刃を打てません。
強いていえば、金刃と同じく今年の希望枠の高崎の雄姿が見れた事が唯一の良かった点でしょうか。まぁ、その金刃のわずか1/4の時間で金刃の4倍の失点をするという離れ業を見せるあたり、今後が非常に楽しみな若手と言えるでしょう。

気付けばそのまま、ふて寝してしまいました。
起きたら野球が終わっておった。どうやら1-12だったらしい。昨日まで奇跡の3連勝。となれば、明日からの2試合は言わずもがなですな。