機動重機ショベルカー | かものはしの口遊〜くちずさみ〜

かものはしの口遊〜くちずさみ〜

島根から札幌に来て18年目。相方、娘に猫(雌)も加わり、居場所が徐々に奪われていく様子を口遊みます

うおお、楊志が…楊志が死んでしもうた~!!

…と、水滸伝を読みながらちょっぴりヘコんだかものはし。
出勤時の地下鉄内で読んでおったが、朝っぱらから迎えたあまりに壮絶な展開に、さっぽろ駅に到着しても本から目を離し難くて、このまま乗り過ごそうかと思ってしまった。
危ない危ない。あんまり自堕落すると梁山泊に入れてもらえないので、宋江が迎えに来るまでしっかり頑張らないと。


ただいま、我が家のお隣さんの邸宅が絶賛取り壊し中です。
すぐ隣…というか、わしの部屋の窓の目の前なので、取り壊し作業の様子が窓越しに大迫力で見られます。

数日前から隣の家にデンと居座る巨大ショベルカーが、ものすごい地響きを立てて家をえぐっております。目の前をあの巨大ショベルが通るので超ど迫力。あんなもんに襲われたらちょっと勝てそうにありません。重機に乗ったオッサンにはケンカは売らない方がよさそうです。うっかり事故と見せかけた攻撃を受けてはたまらんからのぉ。

しかし、作業音もちょっとした公害だが、それ以上に地響きがすごい。
こないだの地震どころじゃありません。あんな地響きが何分か続くようなら、どっか公民館にでも自主避難した方がよさそうです。

しかし、えぐられた家ってのもあまり見る機会が無かったので面白半分で見ておったが、ちょっと切ないものがあります。
どこの誰の家とも知らんのだが、えぐられた二階が丸見えだった。戦争映画でこんな家を見たことあるが、セットじゃないんで。実物なんで。
たぶん、パトレイバーの世界はこんな風景が日常茶飯事なのだろうと思いました。いつになったら篠原重工からレイバーが発売されるんでしょう。
真っ二つに折られた畳が外に運ばれておった。グリフォンの仕業に違いない。なんてやつだ。

そんな感じで、どうやら今日で仕事も終わったのかな。とりあえず更地になった模様。
まぁ、もうしばらくしたらまた新しいマンションを建てる工事でも始まるんだろうがのぉ。コンビニか本屋でも出来てくれんかのぉ、この裏路地に。
温泉でも可。
お隣さんの重機
家を倒し終えた重機
その勇姿、かっこええのぉ