津軽海峡夏景色 | かものはしの口遊〜くちずさみ〜

かものはしの口遊〜くちずさみ〜

島根から札幌に来て18年目。相方、娘に猫(雌)も加わり、居場所が徐々に奪われていく様子を口遊みます

相方に行く先を知らせず旅に出る、毎年恒例のバースデー記念「ミステリーツアー」
今年も相方を伴って、朝6時過ぎに出発。
訝しがる相方が助手席で寝たのを良いことに、一気に定山渓、中山峠を抜け、豊浦から高速に乗って道央自動車道の終着・落部で降りて、森から亀田半島を噴火湾沿いに海岸線を移動。
降りだした雨に負けず走り抜け、水無海浜へ。



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「水曜どうでしょう」でも出てきたこの温泉。
干潮に近かったせいか湯は少なかったが、足湯程度に残ってたお湯で、まずは心臓マッサージもしつつ足湯を満喫。
足場は滑りやすかったが、お湯は思ったより温かかった。
しかし、二度と来たい道程ではなかったのぉ。



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そして、いよいよ函館へ。
まっすぐ北埠頭の青森行きフェリー乗り場へ向かって相方にフェイントをかけつつ、五稜郭近くのラッキーピエロで昼食。



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わしは、いにしえバーガーを食ったが、美味よのぉ。足りんかったら向かいのラーメン屋「あじさい」で食おうと言っておったが、余裕で満腹。
相方の血圧は守られたのぉ。



そして五稜郭へ。



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そろそろ、長年建設中だった函館奉行所が完成する頃じゃのぉ…と思い向かってみると



完成:7月29日



…あと一歩、早かったのぉ。



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そして金森倉庫へ。



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ちょっと買い物をしつつ、お茶をしたり、観光客プレイを満喫して、いよいよお宿へ。



宿は「湯の川プリンスホテル 渚亭」
KANさんの曲「エンドレス」の舞台の宿である。
ここの売りは何と言っても客室露天風呂。



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部屋には桧の露天風呂が備わり、そこからは何の罪もない津軽海峡が一望。
天気が曇ってて津軽半島までは見えんが、笠はかかっておるが函館山まで見えるではないか。
こりゃKANさんも一曲くらい作っちゃう訳よのぉ。



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左は漁火、右は函館山





夕飯は、和食処「漁火」の個室に案内されての和膳食。
次々来る豪勢な料理。
食事が運ばれてくる度にクールにしておったが、襖が閉まると「何これ、美味いわ」と相方と絶賛。
蟹を出しておけば年に一度のご馳走に見える人間に豪華和膳食。
わしらの格を見誤ったようじゃのぉ。



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部屋に戻ると、すでに19時過ぎ。
車に乗って夜のドライブへ。
行き先は「裏夜景」
函館山からの夜景ではなく、七飯町の方から函館の夜景が眺められる裏夜景。
事前にホテルの方に調べて貰った地図を頼りに夜道を走るかものはし。
だんだん人気の無い山道に入っていき、本当に合ってるのか不安になりつつ走っておると…



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おおっ。
なるほど、これが裏夜景。
函館山と街の灯りが眼前に広がっておる。
暴走族対策で夜は車で上がれない函館山に代わって、夜の隠れたドライブコースになってるらしい裏夜景。もう少し遠くに行けば、函館の形が分かる裏夜景もあるらしいが、そこはまた次回の楽しみ。



そして宿に戻るべく函館の街を走っておると…



…あるんじゃのぉ、ゲオ。
中古CD屋を見つけたら寄らねばならんルールである。
函館まで来て中古CDを物色する二人。
掘り出し物がある辺り、遠方のゲオは侮れん。



宿に戻ると、近くにお住まいの相方のお兄さんに来ていただいてロビーで談笑。さっきの裏夜景の情報など色々教えて貰いました。



一時間くらいお話をして部屋に戻ったかものはし。
再び、今度は津軽海峡に並ぶ漁火を見ながら露天風呂。
気持ちいいのぉ。
エンドレスを口遊みながらゆっくり浸かって疲れを取って、一杯飲んだら一気に眠気が。
こりゃぐっすり眠れそうである。
七色のイビキがエンドレスに響く夜になるのは間違いなさそうである。