かなり豪華な布団や部屋に慣れて無いせいか、妙に寝付けなかったかものはし。
目ざましに朝風呂に入りながら函館山の方を見る。
昨日までは天気が悪い予報だったが、今日は晴れるようである。
水平線の方を見ると、下北半島まで見えるではないか。
こんなに近かったんじゃのう。
改めて、津軽海峡におるんじゃのぉ。
朝食を食べて、客室露天風呂を惜しみながら、10時前にようやく出発。
今日は渡島半島の西海岸を通って、道の駅に寄りながら帰る計画。
総走行距離はおよそ500キロ。
あまり時間もありません。
急いで札幌に向かわねば…
…と思った矢先に、北斗市でゲオを発見。
中古CD屋を見つけたら入らねばならんルールである。
15分…という制限時間を設けて中古CDを物色。
時間が無いと言いつつ、余計な時間を使ったとは決して言わないかものはし。
あとはわしの運転で、その時間を取り返せばいいだけである。
海岸線に延々と延びる片側1車線の道。
走って1時間ほどで、まずは知内の道の駅に到着。
そして、更に1時間で福島と、松前の道の駅へ。
この松前が北海道最南端。
つまり、ここまで札幌に遠ざかるように走っておった訳である。
ここから札幌まで400キロ。
すでにお昼12時。
…今日中に帰れるんかのぉ。
せっかくなので、松前城を見学。
城郭の少ない北海道。相方もお城を見る事が初めて。
しかし再建城である松前城。中は公民館みたいな作りになっておった。
しかし展示品は珍しかったのぉ。アイヌのものも結構あるあたり、改めて蝦夷地の要所のお城だったんじゃのぉ。
そして、ここから北に向かって海岸線を進むかものはし。
何しろ、次の町が50キロくらいの間隔で出てきます。
上ノ国まで1時間以上かけて到着。
そして立ち寄った江差。
…ここで、まさかのゲオ。
こんなところまでゲオはあるんじゃのぉ。
しかも意外と掘り出し物があるからのぉ。地方のゲオは侮れん。
そして急いで出発。CDを漁ってる場合ではない。
18時ごろには閉まる道の駅。急いで廻らねばならん。
厚沢部、乙部、せたなと走り抜けるかものはし。
朝食のビュッフェで食いだめしたお陰で、昼食は取らんでも大丈夫。
そして瀬棚から1時間半走って、島牧へ到着。
既に時間は5時。
あとひとつは回れる!
車に飛び乗るかものはし&相方。
わしはカントリーサイン、相方も道の駅プレートを集めております。
途中で弁慶岬に到着。
ちょっと観光でもしていこう。
そして18時直前、寿都に到着。
ここで、道央・道南の道の駅は完全制覇。
この旅だけで、カントリーサインは15枚集まったのぉ。
…そして、ここから2時間半かけて札幌まで帰ったかものはし。
走行距離は予想通りに500キロ。
帰ったら、夕飯食ってそのまま寝てしまいました。
明日から仕事、大丈夫かのぉ。