さくらんぼ狩り | かものはしの口遊〜くちずさみ〜

かものはしの口遊〜くちずさみ〜

島根から札幌に来て18年目。相方、娘に猫(雌)も加わり、居場所が徐々に奪われていく様子を口遊みます

さくらんぼ狩りの季節がやってきました。
今日は仁木町へ行って来たかものはし。
くもり空の下、札樽道に乗って一路余市経由で仁木へ…



…向かってたところ、高速道路が事故のため、朝里川から通行止め。
何やっとるんじゃ、事故車。空気を読まんかい
やむなく朝里川で降りて、毛無山を通って仁木へ向かうことに。
久々に通った毛無山。
どうしてここは、こんなに切ない名前になってしまったんじゃろう。
助手席に波平さんが乗っておったら、切なくてフォローの言葉も浮かばんではないか
展望台からはいい感じで小樽の町が見えました。
展望台からは遮るものが何もないからのぉ。さすが毛無山じゃ。



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そして峠を登りきると、信号の無い山道を走り抜け、一路仁木町へ。
フルーツロードに入ると結構車がおるではないか。
そして沿道に幾つもある観光農園から、わしが選んだのは「さくらんぼ山観光農園」
その名の通り、さくらんぼ園が斜面一面に広がるさくらんぼ山。



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シーズンの日曜日というだけあって、観光バスも含めて結構な人だかりであった。
わしらも負けてはいられません。
受付を済ますとバケツを片手に山の中へ。



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異常気象のせいか、さくらんぼの出来は今一つと、通りかかった人が教えてくれたが、なるほど、まだ白いさくらんぼが多いのぉ。。
せっかく赤くても、虫に食われておるのも結構あった。
ここまで来て、何も食わずに帰る訳にはいかん。
高校時代、部活の合間に鍛えた山登りスキルを生かしてどんどん山を登るかものはし。
相方は、山登りを始めて早々に息が上がっておりました。
部活をサボって山登りするような青春を経ておらんようである。
今の若い人にはぜひ、山登りに青春を見出して欲しいものである。



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上の方まで登ると、さすがに赤いさくらんぼも見つかるようになりました。
しかし、相方の身長ではちとキツい。
ということで、わしが取る係、相方がバケツを持つ係と分業。
脚立を使ってさくらんぼの木に寄ると、真っ赤なさくらんぼもあるではないか。
夢中になって取りまくるかものはし。
そして、夢中になってバケツのさくらんぼを食べる相方
何か理不尽な気もするが、気にしない。



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更に、人が立ち入れないような段差の辺りに伸びた枝などに、大量のさくらんぼが付いてる枝も発見。
これは宝の山ではないか。
まるで農家の人のように巧みに脚立を操りながら取りまくるかものはし。
傍から見たら、プロに見えたかもしれん。
もしくは、子供の頃に果実ドロでもやっていたように見えたかもしれん。



一通り、山で取りまくってきたのぉ…と山を下りて、受付近くにあるビニールハウスへ。
さくらんぼを取るならば、ビニールハウスで楽をしてはいかん。山に登って取らねば…と相方に言い聞かせてきたかものはし。



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…ビニールハウスの中は、豊作ではないか。
たわわに実ったさくらんぼ。しかも赤くて美味しそう。
…今まで取ったさくらんぼを食べながら、新たに摘み直すかものはし。



十二分に堪能したのぉ、腹的にも。
さくらんぼの種飛ばし競争もやっておったらしい。
絵的にあまり美しくない大会だったことでしょう。
それを補うかのように、会場には微笑ましい(?)絵が描いてあった。
何かが違うあたりは、著作権を意識してですか?それとも…



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